5月号

神戸っ子に愛されてきた伝統の味! 名品「神戸ハイカレー」の レトルトパックが新登場
3/25(火)、旧オリエンタルホテルの伝統の味「神戸ハイカレー」がレトルトパックとなって復活。販売開始を記念し、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれた試食会に参加しました。
「神戸ハイカレー」は、1964年に旧オリエンタルホテルで誕生。ホテルのレストランで振る舞われるとたちまち評判となり、舌の肥えた外国人や神戸の美食家を魅了した。しかし1995年に阪神淡路大震災で旧オリエンタルホテルが全壊・閉鎖。その味も途絶えることに…。名物カレーが再び食べられるようになるのは約30年後。旧オリエンタルホテルの系譜を持つ「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」が2023年に復活させ、同ホテルのメインダイニング「ALL FLAGS」をはじめ、オリエンタルホテルズ&リゾーツ内のレストランで提供。懐かしの味に喜ぶ人たちに加え、新しいファンも増やし続けてきた。そんななか「美味しいので、家でも食べたい」「友人に贈りたい」というお客さんの声に応えるべく、レトルト化の開発をスタート。約1年かけて、温めるだけで気軽にホテルの味を愉しめるレトルトパックを完成させた。
試食会では、神戸メリケンパークオリエンタルホテル総支配人の菅野氏が「震災が起きた1995年に創業した当ホテルの開業30年という節目に、ホテルで提供するカレーと遜色ない味をご提供でき、大変嬉しい」と挨拶。開発に尽力した現統括料理長の水谷氏は「27年前に入社して試食し、衝撃を受けた伝説のカレーを自分達の手でレトルト化し、ご自宅でも食べていただけることを誇りに思う」と語り、同カレーの特徴やレトルトでの再現化に試行錯誤したことを振り返りつつ「ホテルで提供する味を100%再現しています!」と自信のほどをのぞかせた。
当日は旧オリエンタルホテル総支配人の松下衛氏と、旧オリエンタルホテルのレストラン料理長で神戸メリケンパークオリエンタルホテルの初代総料理長も務めた森光昭氏も試食会に参加。松下氏は「まず口の中に甘味が広がった後、ほのかな酸味が鼻をかすめ、喉を通るときに香辛料の辛味が来る。最後まで甘すぎないのがオリエンタルホテルのカレー」と説明し、味わいの完成度に満足の様子。森氏も「昔はホテルの料理(外食)と家庭の食事(中食)は別物であり、交わることはなかったが、こうして様々なシーンでホテルの伝統の味を楽しんでもらえ、より幅広い方々に届けられることが嬉しい」と感慨深げな様子。
1パックにつきボリューム満点の200g入りで、牛肉もゴロゴロと贅沢仕様。そのまま食べても美味しいが、自分好みにアレンジができることもレトルトパックの良いところ。かつての美味しさを知っている人も、まだ知らない人も皆、ハイ、今すぐ「神戸ハイカレー」をご賞味あれ!

神戸メリケンパークオリエンタルホテル総支配人の菅野和矢氏(中右)、現統括料理長の水谷 亮氏(左)、神戸メリケンパークオリエンタルホテル初代総料理長の森光昭氏(中左)、元旧オリエンタルホテル総支配人の松下 衛氏(右)


神戸の洋食文化を育んできたオリエンタルホテル

知っていると美味しさ倍増!?味わい深いストーリー
どうして 「ハイカレー」と言うの?
旧オリエンタルホテルで提供されていたカレーが神戸のおしゃれな女性たちの間で広まり、「ハイカラな神戸マダムが召し上がるカレー」から“ハイカレー”と呼ばれるようになったという逸話が残されている。
愛され続ける、味わいの特徴
じっくりと甘みを引き出した玉ねぎをふんだんに使用しているのが味の決め手。隠し味にはアップルプレザーブを使用。玉ねぎの甘味の後にアップルプレザーブのほのかな酸味が鼻をかすめ、最後にホテルオリジナルブレンドのスパイスのスパイシーな辛みも感じる、唯一無二の味わいを実現。
3/25販売開始
【商品名】神戸ハイカレー(ビーフカレー)
【内容量】200グラム
【価 格】1箱1,350円
【販売場所】
ORIENTAL MARKET(オンラインショップ・神戸メリケンパークオリエンタルホテル内店舗)、「オリエンタルホテルズ&リゾーツ」チェーンホテル内ショップ及びレストラン(一部)
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