2025年
5月号
5月号

河瀨直美プロデュース|テーマ「いのちを守る」|Dialogue Theater -いのちのあかし-|
【特集】万博の目玉、シグネチャーパビリオン
会場には万博史上初で廃校舎を移築して活用。古い時代から今へと私たちを運んできてくれたモノたちにフォーカスをして新たな命を吹き込み、未来に向かって対話を重ねていく。そんな脚本のない人生にも似た対話から何らかの気づきを持ち帰ってほしいと思っています。万博に関してはネガティブな報道も出ていましたが、開幕の日は世界中の人がリアルに集まれることを喜び合う豊かな日になると思います。それが184日間続き、最後は自分たちの場所に戻り、しっかりと生きて、また会おうねとお別れできる、そんな幸せな万博をめざしたいです。
万博184日間、
毎日が人類史上、はじめての対話
150人の来場者のうち、スクリーンに映し出された初対面の2人が、テーマだけが設定された対話を重ね、来場者全員がその様を目撃。一期一会のシナリオのない対話を通じて、世界の至るところにある分断を明らかにし、解決を試みる実験の場。

森をモチーフとしたシアター。スタッフ着用のユニホームには吹き出し模様を採用。多様な対話が飛び交う楽しげな雰囲気を表現
映画作家 河瀨直美氏
パビリオン公式サイト
https://expo2025-inochinoakashi.com/
※写真は開幕に先行したメディア向け内覧会に撮影したもので、実際の建物の形状などが異なる場合がございます