5月号

出待ちしてもいいですか?|第17回|映画は、終わらないお祭り。
兵庫県を舞台に業界で活躍する芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材!!
編集 岡力 中西若菜
■今回の待ち人
安田真奈さん
(映画監督・脚本家)
神戸大学映画サークルで8mm映画を撮り始める。家電メーカー勤務を経て2006年に『幸福(しあわせ)のスイッチ』(出演:上野樹里・沢田研二)の監督・脚本で劇場デビュー。ほか、小芝風花主演『TUNAガール』、堀田真由主演『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』、片岡千之助主演『メンドウな人々』など。
街並みを眺めながら幕が開ける
本日は異国情緒漂う北野町でターゲットを待つ。台本を手に真剣な眼差しで異人館を指さすのは関西を拠点に映画監督・脚本家として活躍する安田真奈さん。尾行を続けていると広場で談笑ムードになったので「少しお話よろしいでしょうか?」と取材依頼。「是非、喜んで!!」と了承頂きインタビューがクランクインした。
人生の転機となった学生時代
1970年生まれ、奈良県出身。高校入学前に森田芳光監督の『家族ゲーム』を観て、映画研究部に入部。神戸大学法学部に進学してからも、映画サークルに所属した。学問より映画漬けの日々、ギャグやドラマなどを8mmフィルムで制作した。「六甲に下宿していました。神戸は彩り、品、風通しが良く絵になる街です。ベイエリア、旧居留地、乙仲通り…海を臨む高台などがお気に入りのスポットです」。
仕事と映画づくり
大学卒業後、松下電器産業(現パナソニック)に就職。家電本部の販売促進部門で自社製品のチラシ・カタログ・展示会の企画を行った。傍ら自主映画の世界で創作活動を続けコンクールで実績を重ねた。「宣伝、PRの部分で社会人経験が役立っています。上映会も企業の展示会もお客様の反応がダイレクトに感じられる、そして次に活かす点で共通点があります」。約10年、両立した後に退職。2006年『幸福のスイッチ』(出演:上野樹里、沢田研二)で念願だった劇場デビューを果たした。
次回作は神戸が舞台!?
「安田作品に出演した若手俳優は売れる」という話をよく耳にする。「プロデューサーの人選に恵まれています。皆さん、お人柄も演技にとりくむ姿勢も素晴らしいです。関西にいる親戚のオバチャン気分で活躍を応援しております」。今後の目標を尋ねたところ…「今日は次回作の下見をしていました。港町を舞台に歴史と街並みが楽しめる恋物語です」。神戸の街に凱旋する日を心待ちにしております。安田さんありがとうございました。シーユーアゲイン!!

「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」撮影中

▲あきる野映画祭で受賞した際に頂いた愛用のカチンコ
兵庫県加古川市を舞台にした堀田真由初主演映画『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』(2018年/65分)と、片岡礼子主演・全く同じ会話を繰り返す実験的短編映画『あした、授業参観いくから。』(2021年/23分)の配信が、Amazonプライム、FODほかでスタートした。各作品の配信プラットフォームの詳細は、公式サイトに記載されている。
安田真奈 公式サイト

『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』

『あした、授業参観いくから。』












