5月号
開業1年で150万人超え、経済効果252億円。 神戸を熱くした『TOTTEI』、次のステージへ。
2026年4月4日(土)に開業1周年を迎えた「TOTTEI(トッテイ)」。
1万人規模アリーナ「ジーライオンアリーナ神戸」や、オーシャンビューの「TOTTEI PARK」などが話題の新スポットの人気ぶりは?
運営会社が1年の振り返りや今後の事業戦略について記者発表会を行った。
昨年4月、新港第2突堤に誕生した「TOTTEI」が開業1年を迎えた。日本初となる270度海に囲まれた水辺のアリーナ「ジーライオンアリーナ神戸」を中心に、多様なイベントを展開するエンターテインメントエリア。1周年を間近に控えた3月19日の記者発表会では運営会社の㈱One Bright KOBEが、来場者数150万人を超えたこと、年間約252億円の経済効果が試算されたことを明らかにした。
渋谷順代表取締役社長は1年を振り返り、民間で建設・運営する“民設民営”の柔軟性を生かし、課題を改善しながら事業の形が見えてきた1年だったと語る。「ジーライオンアリーナ神戸」では国内外アーティストのライブやバスケットボール国際大会、大相撲巡業など幅広い催事を開催。稼働率は約70%ながら自主主催イベントなど、施設側がコンテンツやIPを積極的に生み出すことで、神戸に文化・コミュニティを根付かせる事業を中核に据えてきたと強調した。同施設をホームアリーナとする神戸ストークスはB2所属ながら、B1・B2全体の観客動員で5位。平均入場者数は前年の2937人から5974人へ倍増、最大入場者数は1万62人を記録した。(※ストークス関連データは3月17日時点の数字)。さらに中央区内のホテルではイベント日を中心に稼働が上昇、タクシー業界でも売上増の声が上がるなど、周辺産業への波及も見え始めている。渋谷氏は「バーやホテルなど街の事業者から“一緒にやりたい”という反応が多く、仕掛ければ街側が応えてくれる土壌が見え始めている」と報告。一方で新港エリアは“目的がないと来ない場所”であり、集客基盤の弱さを課題に挙げた。今後は市民参加型イベントの強化や、ラン・ヨガ・音楽・スポーツ観戦など、多様な趣味嗜好の人が集まるコミュニティ形成拠点としての機能をより充実し、街とアリーナが相互に価値を高め合う関係を育てたいという。次年度は来場者数170万人超、稼働率85%を目標に掲げる。
神戸の交流人口拡大や回遊性向上を促す街づくり事業として、「TOTTEI」の次なるステージに期待が高まる。

「TOTTEI」を運営する㈱One Bright KOBEの
渋谷順 代表取締役社長が1年の成果を記者発表

水辺に浮かぶ直径約1mの球体100個は太陽光に反射してピンク色や水色に染まり、日没後にはライトアップ。期間中、多くの来場者がその美しさに酔いしれた
3月20日(金・祝)~4月19日(日)の
「TOTTEI KOBE開港祭 Supported by 神戸トヨペット」では
アート展示やライブ、スタンプラリーなど多彩なイベントを開催。

北側エントランス周辺に巨大バブルアートを設置

アジア初の水上のイマーシブアート「神戸バブルミ2026」のイルミネーションプレビュー。写真左より㈱One Bright KOBE渋谷樹取締役、渋谷順代表取締役社長、KOBE BUBBLUMIアーティストのAtelier Sisuの2人

「神戸バブルミ2026」開催記念として、TOTTEIエリアと市内のバーを巡る回遊イベント『ストークスGREEN KOBE BARスタンプラリー』を5月末まで開催。「ストークスGREEN」のオリジナルカクテルを味わい&豪華賞品を当てる、神戸のナイトタイムの過ごし方を提案。













