5月号

神戸の魅力を再発見し、誇りを持って世界に発信する「Be Proud of KOBE」を目指す|
神戸JCに魅了されて We’re Captivated by KOBE JC|VOL.4
地域経済活性特別委員会 委員長
門野 裕太さん
(モンノ株式会社)
―神戸JCに入会したきっかけは?
入会のきっかけは、30代前半で家業の事業継承がひと段落したタイミングで、社外の活動を通じて「経営者として成長したい」と思ったからです。珍しいと言われますが、自ら「神戸青年会議所」とインターネットで検索して面談を希望しました。地域社会に直接影響を与えられる活動に魅力を感じ、自分の力を試す場として最適だと感じました。仲間との交流を通じて、新たな挑戦や学びができると確信し、入会を決意しました。
―地域経済活性特別委員会の活動についてお聞かせください。
地域経済活性特別委員会では、観光産業を軸に神戸市の経済を活性化するために、事業者や行政や大学と連携し活動を行っています。具体的には、①観光資源の活用のためのツアー構築、②神戸と有馬温泉の産官学民連携強化のため協会設立、③神戸空港国際線就航に関わる事業、④神戸市長選の公開討論会、⑤3月と8月の神戸JC内の例会の設営、などに取り組んでいます。
―「Be Proud of KOBE」に込めた思いは?
「Be Proud of KOBE」は、神戸の魅力を再発見し、誇りを持って世界に発信することを目指しています。神戸は多様な文化や歴史、そして豊かな自然環境を持つ素晴らしい都市です。市民が自信を持ち、神戸の魅力を積極的に伝えることで、地域全体の活性化につながると信じています。
―神戸空港の国際線の活用推進に向けて思うことは?
神戸空港は、地域の国際交流を深めるために重要なハブです。国際線の拡充により、観光客やビジネスチャンスの増加が期待できます。空港を活用した地域振興のために、交通アクセスの改善や、国際的なイベントの誘致などを積極的に推進していく必要があると考えています。今進めている事業議案が具体的に進み、実現することを期待していてください。
―神戸市長選公開討論会の開催の意図は?
神戸市長選公開討論会は、候補者が神戸市民に対して直接政策を説明し、意見交換する場を提供することを目的としています。特に若者世代の市民が選挙に関心を持ち、より良い神戸を作るための意識を高めることが重要だと考えています。
―神戸JCの「存在意義」とは?
神戸JCの存在意義は、地域社会をリードし、次世代のリーダーを育成することにあります。会員同士のネットワークを通じて、地域課題の解決や社会貢献活動を推進し、神戸の発展に貢献することが私たちの使命です。
―すばりJCの魅力とは?
いろいろな背景を持つ方々と活動を通じて、リーダーシップや人間力を高めると同時に、地域社会に対する実践的な理解を深めることができます。また、私のような経験の浅い経営者にとっては、与えられた事業を構築していく中で、経営的な感覚や組織マネジメントを実践的に学べることもとても貴重で魅力的だと思っています。
―JC活動での経験は、ご自身の社業に活かされていますか。
JC活動で得たリーダーシップやプロジェクト管理能力は、社業にも非常に役立っています。チームをまとめて目標を達成する力や、問題解決のために多角的な視点を持つことができるようになり、日常業務でも活かすことができています。また、地域経済や社会貢献に対する理解が深まり、企業活動にも良い影響を与えています。
―2026年の全国大会に向けた抱負をお願いします。
2026年には卒業してシニアになってしまっておりますが、神戸の魅力を全国に発信し、神戸JCの活動をさらに広げていく現役の方々の後押しはしていきたいです。大会を通じて、地域の活性化が推進できることを期待しています。
―同世代で神戸JCに興味のある方へのメッセージがあればお願いします。
神戸JCは、自分を成長させ、社会に貢献できる素晴らしい場です。同世代の仲間と共に挑戦し、共に学びながら地域社会にポジティブな影響を与えることができます。自己成長や社会貢献に興味がある方には特におすすめです。
―「世界に神戸を自慢したくなる」には?
神戸の魅力を世界に伝え、誰もが誇りに思う街になることを期待しています。多様な文化や歴史、地元の企業や観光地、そして市民の温かさが神戸の特徴です。この街の素晴らしさを自信を持って伝え、世界中の人々に神戸を誇れるような活動を展開していきます。
―多忙な中で、ご自身のリラックス法は?
社業もJC活動も家庭も、時間に追われて大変ですが、リラックスしながらできているので、何か解消をすることは特にしていません。仕事や神戸JCの活動を通じて、誰かの役に立つことができたり、地域に貢献出来たり、自分の成長に繋がっていたらそれが1番のご褒美です。また、半年前に子供が生まれたので、子供の存在は癒しになっています。子育ては妻に負担をかけてしまっていますが、たまの休みに3人で公園を散歩することも私にとってはご褒美です。
―今、熱中していることは?
少しでも時間があれば子供とコミュニケーションを取るようにしています。私は仕事だけが趣味でしたが、神戸JCの活動と新たに子育てという楽しみができて熱中しています。