2025年
7月号
7月号

どんなスタイルにもなじむホワイトを基調としたベースボールキャップ。ツバ部分の神戸レザーには特別なウォッシャブル加工を施し、耐久性と手入れのしやすさを向上。後部は通気性に優れた、軽量のリサイクル生地を用い、装飾の自由度も確保
レザーと再生素材の調和 | 神戸レザー×TDRI | ひょうご国×台湾
白のハーモニー- 神戸牛革とリサイクル素材のキャップ
神戸・元町の革工房「KIICHI」と台湾のキュレーション企業「未來式」バイヤーの汪麗琴さんが共同開発したキャップ。キャップの前半部分にはウォッシャブル加工の神戸レザーを、後半部分には台湾・彰化産のrPET100%リサイクルプラスチック生地を融合させ、高級感と実用性を兼ね備えたデザインに仕上げた。

どんなスタイルにもなじむホワイトを基調としたベースボールキャップ。ツバ部分の神戸レザーには特別なウォッシャブル加工を施し、耐久性と手入れのしやすさを向上。後部は通気性に優れた、軽量のリサイクル生地を用い、装飾の自由度も確保

背面ストラップを長めに設計。刺繍のメッセージがアクセントに
神戸レザー協同組合×未來式

未來式 汪麗琴さん
About 神戸レザー協同組合
「食べたら使う」をコンセプトに、世界的なブランド和牛「神戸ビーフ」の原皮の有効活用をめざす。新たな付加価値の創出を図るため、共同で皮革の開発及び、製品のサンプル制作やPR活動を行う目的で2019年に設立。皮革の流通ルートを確立し、新たな神戸ブランドの創出を推進中。
「KIICHI」革職人の片山喜市郎さんは神戸レザー協同組合の代表理事。自身のレザーブランド「Kiichi」の革小物を製造販売するほか、神戸レザーの魅力を全世界に発信するために奔走する。

片山 喜市郎さん