6月号
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西区でゆったり飼育される「六甲牛」
神戸牛(うし)牧場
西区櫨谷町の豊かな自然の中で、オリジナルブランドの「六甲牛」、「六甲和牛」、「交雑種」、そして但馬牛が飼育されている。中でも「六甲牛」は、黒毛和牛とアンガス種から交配された肉専用牛で、子牛の段階でオーストラリアから導入され、その肉質は旨みのある赤身に和牛特有の甘い脂(サシ)がほどよく入り、あっさりした味わいが特長だ。
昭和43年に櫨谷地区の農家によって設立された神戸牛牧場。「初代の時代から、高級牛肉よりも、一般の方に届けやすいランクの、安全・安心でおいしいお肉を作りたいという願いを持っていました。僕たちもそれを受け継いでいます」と藤本雄紀さん。飼育環境においては「静かな、落ち着いた環境」を重視。「静かな環境で飼育される牛たちはたくさんエサを食べ、大きくおだやかに育つんです」と池内洋三さん。神戸の温暖な気候と、六甲山系のおいしい水で、ゆったりと育てられる肉牛は、高級牛・神戸ビーフとはまたちがった神戸産の牛肉のおいしさを私たちに教えてくれる。
来年50周年を迎える神戸牛牧場の理念は『牛で幸せに』。おいしいお肉を食べられる私たち消費者の幸せ、日々牛に接する従業員の幸せ、牧場から出るたい肥を使用し農作物を育てる近隣農家の幸せなど、牛を取り巻く人々の幸せを願う。現在、牧場直営の新鮮な牛肉が並ぶ精肉店「神戸牛牧場 直営店」は西区の「農協市場館マルシェ六甲」内にあり、来年2月には御影にもオープンする予定。
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はるか遠くに神戸市街地と海をのぞむ高台にある牧場には静かな時間が流れている
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「床替え」といわれる牛舎内の掃除も行き届いていて、牛は衛生的な環境でゆっくり育つ
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温暖な気候と豊かな自然、六甲山系のおいしい水で育てられる牛は「六甲牛」「六甲和牛」という新しいオリジナルブランドとして注目を集める
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エサはオリジナルブレンドのレシピで配合
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直営店舗「神戸牛牧場 直営店」は、牧場自慢のお肉をじっくりと選べる特別な空間
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きめの細かいやわらかな肉質で、脂の甘みが食欲をそそる「六甲和牛」は、赤身と脂身のバランスが絶妙
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噛むほどに深みのある赤身のうまみが広がり、肉本来の味わいが楽しめる「六甲牛」。お手ごろ価格も魅力的
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小学校の校舎を利用して作った第一号牛舎。昭和43年より経営を続け、来年で設立50周年を迎える
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株式会社神戸牛牧場 取締役
池内 洋三(いけうち ようぞう) さん(左)
藤本 雄紀(ふじもと ゆうき) さん(右)
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株式会社神戸牛(うし)牧場
神戸市西区櫨谷町寺谷1242-60
078-991-0171
・Cal-farm KOBE(キャルファーム神戸)
・個人農園 森本 聖子さん
・パン屋 小麦生活
・弓削牧場
・神戸牛牧場
・すまうら水産
・養蜂インストラクター 春井 勝さん