2017年
12月号
12月号

パリの路地裏を切り取ったような空間|ブラッスリーロバボン
〝Bonjour〟〝Garçon! L’addition s’il vous plaît〟。店内にはフランス語が違和感なく飛び交う。音楽、映画、食べ物、雑貨…、「気づくとフランスのものを好きになることが多かった」という小場佐さん。パリを思わせる路地裏で食事と飲み物、音楽やアートのイベントも楽しめるブラッスリーを開いたら、フランス好きのお客様がどんどん増えてきた。料理はアンデュイエット、田舎風パテ、鴨のコンフィなどフランス郷土料理をピックアップし、その地方で作られるワインを合わせるのがフランス流の地産地消。現地から届く季節の新鮮素材を取り入れる。
ミオさんの初ライブは昨年のクリスマスだった。「お客さんは2人だけ。でもその後も温かく迎えてくださって感謝しています」。パリの雰囲気そのままのミオさんは、今ではロバボンになくてはならない存在だ。

オーナーの小場佐慎也さんがギャルソンとして提供するサービスもフランス流

「仏産ムール貝の白ワイン蒸し」。毎年7~12月限定で届く仏モン・サン=ミシェルのムール貝のうま味は格別。フレンチフライと一緒がフランスの定番の食べ方

「ブルゴーニュ風エスカルゴ」。ブルゴーニュ産のワインを合わせるのもお勧め
ブラッスリーロバボン
BRASSERIE L’OBABON
神戸市中央区元町通1‐4‐12 MISX103
TEL.078‐381‐6469 営業 12:00~23:00 定休 不定休
https://m.facebook.com/brasserie.lobabon/
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HP: http://www.lobabon.com/