2016年
6月号
6月号
学生の学びの環境を充実させ進化する神戸市外国語大学
神戸市外国語大学は2016年の創立70周年を契機に、学生の学修や学生支援の環境を整備し、
将来にわたって魅力ある大学づくりを推進するために、第2学舎を増築しました。
キャリアサロン&ボランティアコーナーのリニューアル
キャリアサポートセンターを第2学舎に移転し、就職関連資料や検索コーナーを拡充すると共に、事務室窓口をオープンカウンターにするなど、キャリアサロンとして学生が使いやすいスペースとなりました。また、ボランティアコーナーを第2学舎に移転拡張し、壁面をガラス張りにすることにより、ボランティアコーナーがより身近に感じられるようになりました。
スチューデントコモンズの設置
学生グループでの授業の予習・復習はもちろん、近年、授業でも増えつつあるプレゼンテーションの準備演習を学生が行うなど、多様な学修活動をサポートする場所です。グループ学修スペース(オープンスペース)、プレゼンテーションルーム2室(透明壁でしきられた個室)、ボックス席5ヵ所30席(ファミリーレストラン風ボックス席)、スピーキングルーム(発声可能な防音個室)の4つのエリアで構成され、電子黒板、パソコン、プロジェクタ等を利用したグループ学修をサポートする空間が生まれました。
多機能型教室の設置
増築した第2学舎の2階に新たに教室2室を設置。1室は学内に少なかった118人用の講義用教室です。もう1室は、50人用の教室として、壁面3面をスクリーンとしての利用も可能な全面ホワイトボードとし、またプロジェクタ6台を設置することにより、通常の講義形式に加え、アクティブラーニングにも対応できます。少人数のきめの細やかな授業をめざす神戸市外大にとって、より多様な教育カリキュラムが可能になりました。