2016年
1月号
「コバルトブルー鳳凰花器」 作陶 中島典子

The Rotary Club of Kobe West 国際ロータリー第2680地区 神戸西ロータリークラブ

カテゴリ:文化・芸術・音楽

心の「四季節」便り

 二〇一六年を迎え我がクラブでは、昨年六〇周年記念式典を終えまして、本年度も多くの行事を控えての新年が始まりました。
 さて、人生の美学(品格)今月のスタートは、何をおいても一番に必要なこととは? どんなに学問ができ、多くの経験を積んで、どんなに手腕を持っている人であろうとも、有意義で幸福な人生を送るには「他人に好かれる人間にならなければいけない」これが人生の一番の根本基礎ではないでしょうか。人に好かれる人になろうと努力すること。そこで…。
【小さなことで愛されるマナー】
・手紙でその人の教養と知性がわかります。
・料理の器でその人の考え方とセンスがわかります。
・ハンドバッグにはその人の主張が出ています。
・クレバー(賢い)な女性は自慢話を控えます。
・立ち止る温かさ。立ち上る謙虚さ。
・挨拶でわかるその人の品格と心の満足度。
・自然体でかわす「挨拶」をしましょう。等々
 睦月(一月)早春、木や草がわずかに緑を帯びる頃「早緑月」とも言います。
 「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故、ますます冷ゆるなり」暦便覧によりますと、冬至を過ぎ陽の気が起こるとそれに対抗して陰の気が強くなり、ますます冷えると考えられ、この日から「寒の入り」。身も心も引き締めて過ごす時期です。
 一月七日の七草は人日の節句。春の七草のひとつで、芹が競うように生える頃、七草粥はこの時期に食べることとなります。七草粥を食べるようになったのは室町時代以降のことです。
 「申どし」年の始まり。良いこといっぱいありますように。


「コバルトブルー鳳凰花器」 作陶 中島典子


「壽」 書 中島典子

中島典子

(神戸西ロータリークラブ広報委員長/
(有)エレガント典子生活空間コーディネーター主宰)

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〈2016年1月号〉
<特集>神戸に住んでみませんか?
神戸移住のススメ
都市の規模を追い求めるのではなく神戸ブランドにどう磨きをかけるか
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キーワードは「スロー&ファスト」
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