2015年
11月号
11月号
国宝・重要文化財を含む貴重なコレクション 白鶴美術館
住吉川沿いでひときわ目を引く昭和の名建築の中で、貴重なコレクションを鑑賞することができる白鶴美術館。清酒の白鶴酒造七代目・嘉納治兵衛の「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい」という願いから1934(昭和9)年に開館した。七代目が蒐集した青銅器、陶磁器、絵画といった古美術品500点をもとに、現在では国宝、重要文化財を含む約1450点以上の作品を所蔵。新館は、開館60周年記念事業により開設。第4代理事長で白鶴酒造十代目の嘉納秀郎の中東絨毯コレクションをもとにしている。
白鶴美術館
神戸市東灘区住吉山手6-1-1 TEL.078-851-6001
2015年秋季展
本館では「酒器と神獣~神、人を繋ぐ美術~」、新館では20周年記念名品展「オリエント絨毯~人を彩る楽園と鳥獣~」を開催中。
■会期 12月6日(日)まで開催中
■休館 月曜日 ※11/23(祝・月)は開館、11/24(火)休館
■時間 10:00~16:30(但し入館は16:00まで)
■料金 大人800円 65歳以上・高大生500円 小中生250円