2017年
7月号
7月号
弓弦羽神社|お正月、七五三、だんじり… 今も昔も地域の中心
『厄除海運・諸願成就、子供育成守護』の神さまとして親しまれてきた弓弦羽神社。近くにあった御影師範学校は戦前のサッカー黎明期に全国大会優勝校であったことや、シンボルである八咫烏(やたがらす)は三本の足に矢を持った神使であることから、『サッカーの神様』として参拝客が多い。近年ではその名からフィギュアスケートのファンも多数訪れる。御影郡家で生まれ育った伊藤さんは「初詣には必ずお参りしていましたし、子どもの七五三やだんじり祭りなど、ことあるごとに来ていました。お宮は地域の中心ですからね」と話す。勇壮なだんじり祭りでも有名な御影、弓弦羽神社もその拠点。樹齢350年の椋の木をはじめ、緑豊かな木々に囲まれた境内には、一日じゅう参拝する人足が途絶えない。
弓弦羽神社
神戸市東灘区御影郡家2-9-27
TEL.078-851-2800