2015年
1月号
「お造り盛り合わせ」。見た目も楽しませてくれる職人の心遣いが嬉しい逸品

芦屋を歩く(2) 日本料理 ふる里

カテゴリ:和食, 芦屋

味覚と見た目で楽しむお料理その陰には“職人の仕事”が…
日本料理の店「ふる里」は決して派手ではない控え目な佇まいながら、その存在感は地元で大きなものだ。「ボリュームのあるイタリアンなどと違って、地味ですから…」という店主の黒地祥隆さんも決して前に出ない控えめな人柄。この店の居心地の良さを感じさせる。
 大阪で和食修業を積み、父親が西宮で営んでいた料理店の店名を受け継ぎ、30年前に芦屋で創業。「素材の味を生かすのが日本料理」と、東部中央卸売市場へ早朝から出かけ食材を選ぶ。会席や鍋などコース料理と一品料理は季節によって内容を変え、旬で最も美味しい素材を生かすために月2回は細かく見直す。フグやカニが美味しい時季。「冬は温かいものを召し上がっていただくのが一番。産地から直接、最高級の素材を運んで来てくれる人がいます。ありがたいことです」
「芦屋はオシャレでいい街。お人柄のいい方ばかりです」とにこやかに話してくれた黒地さん。「ふる里のお料理の特徴は?」の問いに、「見えないところに仕事をしていることです」と即答。一本筋の通った“職人魂”を垣間見た。

「お造り盛り合わせ」。見た目も楽しませてくれる職人の心遣いが嬉しい逸品


「ぶりと大根のステーキ」。ちょっとした隠し味でいい香りに。職人の“見えない仕事”の一つ


「ゆり根まんじゅう」。餡かけで温かくいただく冬の定番。旬の素材に合わせて素材が変わる


1階は9席のカウンターと、個室は椅子席2部屋とお座敷1部屋。家族や小グループ、お一人様でもくつろげる。2階は3部屋。襖を開放すると40名までの団体利用も可能


店主の黒地祥隆さん



日本料理 ふる里

芦屋市公光町8-6
TEL:0797-31-4414
営業:11:30~14:00
17:30~21:30
休業:月曜定休(祝日の場合は翌日)

〈2015年1月号〉
特集 ー 豊かな自然と住環境を 市民自ら守る街、芦屋を歩く
芦屋を歩く(2) 日本料理 ふる里
芦屋を歩く(3) 山海百味 一駛 (ひとし)
芦屋を歩く(4) 日本料理 あめ婦
芦屋を歩く(5) レストラン あしや竹園 (ホテル竹園芦屋 直営レストラン)
芦屋を歩く(6) PAN TIME (パン タイム)
芦屋を歩く(7) アンリ・シャルパンティエ 芦屋本店
芦屋を歩く(8) 芦屋 田中金盛堂
芦屋を歩く(9) Pantry パントリー芦屋店
芦屋を歩く(10) 芦屋神社
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