7月号
神戸から日本全国へ!小関ミオが音楽を届けに行きます|音楽の似合う街、神戸
singer songwriter
小関 ミオ さん
「小関ミオHYOGO100Love♡Liveツアー」ファイナルステージで突然発表された「全国791カ所ツアー」がいよいよ始まります。
今の思いは?これからの夢は?
県内ライブツアーで知った、出向いて届ける大切さ
南仏発のジプシー・キングスは、自分たちの音楽を届けながらヨーロッパ全土を回るうちに、あんなに偉大なアーティストになりました。今はYouTubeなどにアップして拡散することも可能で、それも大切なことです。でも私は昨年1年間、兵庫県118カ所をライブツアーで回り、音楽を自分の足を使って届けに行くことの大切さを知りました。そして今年6月20日、神戸の中心、神戸市役所1号館1階ロビーから全国791市町村を回るツアーをスタートしました。まず1年目は47都道府県の主要都市から、人とのつながりを作りながら周辺の街へと広げていく予定です。他のお仕事もしながら20年かけて、これからの私のライフワークとして続けていくつもりです。
街と街をつなぐ役目ができたらいいな
私は神戸の街に育てていただきました。「モンストーク」さんや「マキシン」さんをはじめ、神戸の街の皆さんにプロデュースしていただき、この街が私の事務所だと思っています。どれだけの力があるかは分かりませんが、全国を回り神戸や兵庫の良さを伝えることで、外から人が来てくれるようになったらいいなと思っています。逆に、私がツアーの合間に神戸に戻ってきたときには、「こんな街があったよ」「こんな人たちがいたよ」と神戸の皆さんに伝えられたらいいな。おこがましいようですが、街と街が手を取り合うための力になれたらいいなと、そんなふうに願っています。
神戸と日本中、そして日本とフランスをつなぐ
今年4月に、情報誌『ENVIE journal』を作りました。まず神戸らしさとは何かを考えたとき、人そのものだと思いました。そこで、神戸の人をフューチャーして紹介しています。次に、国際都市神戸とは何かを考えたとき、やはり私はルーツがフランスですから、これをキーワードにフレンチのお店や活躍するフランス人なども紹介しています。そして、フランスの音楽を神戸から届け、「日本でフランス音楽といえば神戸、小関ミオ」と言っていただけるようになるのが理想です。ツアーを通して、神戸と全国、日本とフランスとのつながりにまで広げていけたらいいなと思っています。
思い描く夢は…
たくさんのお茶の間の人たちが見てくれる番組「NHK紅白歌合戦」に出たいという気持ちは変わりません。もうひとつは、神戸の白鶴さんのCMに出ること。今、日本の清酒はフランスでもブームです。そこで、あの漁船に乗って、でも後ろにいるのはみんなフランス人で、魚を焼いてワイワイやって、私が真ん中で「まる」ってやるんです。そうすれば、日本とフランスはつながっていて、フランス人も日本酒が好きだとアピールできるはず。妄想に近い絵が私の中では描けています(笑)。
Profile
幼少からフランス語を学び、フランス語で作った最初のデモをきっかけにシンガーとしてのキャリアをスタート。2011年 作詞作曲家として多くの詞曲提供を手がける。2013年渡仏。2016年CMソングで歌声を聞いた神戸の洋菓子店店主からの声掛けで神戸での活動を始める
神戸ブランドが、小関ミオをスタイリング
■Mon Stork 本店
TEL.078-331-1695
神戸市中央区三宮町3-1-8
10:00~19:00
水曜日休み
■マキシン
TEL.078-331-6711
神戸市中央区北長狭通2-6-13
マキシンビル1F
10:00〜18:00
水曜日休み