2017年
10月号
10月号
祝・「神戸―仙台線」就航!
関西と東北を繋ぐ新たな架け橋として
このたびの「神戸-仙台線」の運航が再開されましたこと、心よりお祝い申し上げます。
ビジネスや観光で多くの需要が見込まれる「神戸-仙台線」には、関西と東北を繋ぐ新たな架け橋として大いに期待をしております。今年の4月からは仙台空港と山形・庄内間の直行高速バスの運行が開始され、アクセスが大変便利になっていることもあり、両地域の交流が更に促進されるものと思います。
山形県には、日本有数の修験の地である日本遺産「出羽三山」をはじめ、山寺立石寺、慈恩寺など、先人たちが育んできた歴史や豊かな精神文化が息付いており、四季折々に表情を変える美しい風景は、「山の向こうのもうひとつの日本」とも称され、いつの時代も訪れる人々の心を魅了してやみません。
多彩な魅力に富んだ本県は、35の全市町村に温泉が湧き出す「温泉王国」であり、さくらんぼやラ・フランスなど四季折々の果物が実る「果樹王国」であります。さらに「つや姫」をはじめとする美味しいお米、全国屈指のブランド牛の産地であり、美味しい県産酒が楽しめる酒蔵やワイナリーなど、山・里・海の幸に恵まれた「食彩王国」でもあります。それぞれの季節に「旬」な食べ物を、豊富な温泉とともにご堪能いただけます。
飛行機に乗って宮城県を訪れた際には、ぜひ本県を含む東北各地にも足を運んでいただければと思います。あたたかい「おもてなしの心」で、皆様のお越しを心よりお待ちしています。