2017年
10月号
10月号
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「魚介のカルドソ」2000円(税込み)。注文は2人分~。手長エビなど魚介たっぷり、濃厚でスパイシーなスープのお米料理。
スペインの鉄鍋「オジャ鍋」でじっくり炊き込む。蓋を開けると湯気と共に魚介の香りが立ち上る
comedor ESTELA(コメドール エステラ)|神戸の粋な店
肩ひじ張らずに楽しめる
本格的スペイン料理
初めて「comedor ESTELA」を訪ねて以来、肩ひじ張らずに楽しめるスペイン料理がすっかりお気に入りになった。家族や友人が集まって、好きなものを好きなだけ取り分けながら食べる気軽さがとてもいい。オーナーシェフの大槻秀典さんは、「家庭料理にルーツがあり、庶民的で親しみやすいスペイン料理が好き」なのだそう。
大槻さんは大学卒業後、サラリーマンになったが料理の道が諦めきれず、学生時代にアルバイトで出会ったスペイン料理の道へと導かれた。
その後、現地へ何度も足を運び、日本人と同じく米を食べる文化があり、魚介や肉など多彩な素材を使うが味付けはシンプルなスペイン料理の魅力にますます惹き付けられた。中でも、バスク地方をはじめ、スペイン北部には新しい料理との多くの出会いがあったという。
素材本来の味を生かす料理だから食材選びも手は抜けない。米や野菜は可能な限り県内の有機栽培をする農家から、魚介類は淡路や明石などの近海ものを極力使う。
「家族や親しい人と大切な時間を過ごしたくなるコメドール(ダイニングキッチン)のようなお店づくりを」という思いがぎっしり詰まったエステラをぜひ訪ねてみてほしい。
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「スペイン産ガリシアポークの陶板焼き」3000円(税込み)。どんぐりを食べて育ったポークは、甘みと軟らかさの中に程よい歯ごたえがある
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スペインの田舎家のような佇まい
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コメドール エステラ
オーナー
大槻 秀典さん
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「魚介のカルドソ」2000円(税込み)。注文は2人分~。手長エビなど魚介たっぷり、濃厚でスパイシーなスープのお米料理。
スペインの鉄鍋「オジャ鍋」でじっくり炊き込む。蓋を開けると湯気と共に魚介の香りが立ち上る
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■comedor ESTELA(コメドール エステラ)
神戸市中央区中山手通4‐16‐14 清山荘1階
TEL.078‐271‐1203
営業 ランチ=12:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー=18:00~23:00(L.O.22:00)
定休 火曜日(祝日の場合は翌日)
http://www.estela-kobe.com/
【推薦人】
横山倉庫株式会社 代表取締役社長
横山 政夫 さん