2018年
2月号

フェリシモのカリスマチョコレートバイヤー“みり”さんこと木野内美里さんが選ぶ 世界中のウルトラレア&スーパープレミアムチョコ

カテゴリ:スイーツ・パン, 神戸

バレンタインのお返しホワイトデー(3.14)は世界のレアチョコに決まり!!

「フェリシモ」のチョコレートバイヤー”みり”さん

 カタログ通販「フェリシモ」のチョコレートバイヤー“みり”さんこと木野内美里さんは、毎年世界各国に足を運び、数々の珍しいチョコレートを発掘。これまでに日本に輸入したチョコはなんと422ブランド2,300種類(!)にものぼる。
 「チョコレート企画を担当して今年で21年目を迎えました。仕事を始めた当初はインターネット情報もないなか、手探りで世界のローカルチョコを探しだしていて、昨今のようなチョコブームが来るとは想像もしなかったです。チョコが生まれた国の歴史や伝統、ショコラティエの人柄など、カラダではなく(笑)、チョコの知識がしっかりと太ってきました」と過去を振り返る。
 例えると、日本ならば地方の美味しい饅頭を発掘しているようなものと言う。世界にはもちろん、日本国内でもあまり知られていない。だけど、その地域の地元の人は誰もが知っていて、必ずおもたせに選ぶ、安心で、美味しい品。
 「セレクトの基準は仕事が好きな人が作るチョコレート。言葉や価値観は違っても、まじめの方向は世界共通。本当にチョコが好きで、一生懸命チョコ作りをしている人の作品を、ショコラティエのストーリーごと日本に紹介したい」。
 神戸は、日本のバレンタイン発祥の町で、チョコの会社やお店も多い。本物のチョコを食べて育った、舌の肥えた神戸っ子にぜひ、まだ知られていない世界の美味しいチョコを知ってほしいと語る“みり”さん。
 チョコ好きを唸らすウルトラレア&スーパープレミアムチョコの数々。ここでしか手に入らないレアなチョコレートを、ホワイトデーの贈り物、自分へのご褒美に、ぜひチェックしてみてはいかが。

フェリシモ『幸福しあわせのチョコレート』

『幸福のチョコレート』は、フェリシモの世界中のチョコレート専門ウェブサイト。2018年度版では、日本初上陸ブランド20社を含む21ヵ国、139種類のチョコレートを販売。
◆ ホワイトデー
3月上旬~3/13(火)お届け
http://feli.jp/s/choco/
■ 申込締切 2/28(水)

※バレンタインの申込は終了しました

神戸市の姉妹都市、リガのチョコレート。神戸っ子ならば、必食!!

“みり”さん初の訪問となるバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のチョコ。なかでもラトビア共和国の首都・リガ市は神戸市の姉妹都市。1974年に姉妹都市となり、2014年で提携40周年という長~い付き合い。神戸っ子は要チェックです。

會祖父の名を受け継ぐ ラトビアの王子様チョコ

リガで100年以上の歴史を持つ老舗を、現在は3代目の若きオーナーが守り営む。伝統を引き継ぎながら、味や売り方には新しい感性がたっぷり。写真は何十種類もあるトリュフの中から、アーモンドやエッグノッグ、カプチーノやカカオニブなどお店の人気者をセレクトしたフェリシモのための特別アソート。

若いイケメンがオーナー。背が高く、色白でまるで王子様のよう。
リガは世界遺産にも登録されている自然豊かで静かな町ですが、田舎ではなく、洗練されています。そのイメージ通りのチョコレートがここにある感じです。ラトビアを代表するお店として今、最注目のお店。

オーナーのクリタプスさん

ラトビア/
エミールグスタヴ アソートボックス

1箱9個入り ¥3,885(税込)

ラトビアの大統領の公式のお土産を作っている会社です

約39・5㎝ものとっても長い箱についたタッセルの取っ手を引けばズラり。そこには色も食感も違う衣をまとったトリュフが12種類イン。ガナッシュをカバーするミルク、ダークチョコの外側はベリー、フルーツピールなどのフレーク…など、贅沢気分を味わえる圧巻のトリュフオールスターズ。

リガから車で1時間半。
誘拐された(!?)と疑うほど離れた場所にある、プーレ村のチョコメーカー。美人の国で有名なバルト三国ですが、ここでも美女発見! 彼女いわくプーレの村はストレスがないから好き。確かにその美しさ、チョコのストレートな美味にストレスは全く感じませんでした。

お店で働いている方々

ラトビア/
プーレチョコレート ロングボックス

1箱12個入り ¥2,698(税込)

オリジナリティーがいのち 新鮮さに妥協なし!

カカオの豆からチョコレートを作るビーン トゥ バーの本格派。美人オーナーが一人で手作りするつややかなダークチョコの中には、塩キャラメル、アプリコット、ココナツ・ライム・マンゴー、3種のリキッド状キャラメルがイン。パリッとかめば、みずみずしさがとろ~り。五感が目覚めるフレッシュなチョコレート。

キラキラとまばゆいほどに美しいオーナーはチョコが大好き! “チョコは私の人生”と断言するほどです。チョコはフレッシュなうちに食べるのがおいしいとすべて作り立てにこだわっています。創業してまだ4年ながら大きなパーティのチョコもお任せオーダーがくるほどの実力派です。

オーナーのクリステル ランコットさん

エストニア/
ショコ*コー アソートボックス

1箱9個入り ¥3,453(税込)

たまご酒の洋風版チョコ エッグノッグでほっこり気分

リトアニアの首都のヴィリニュスの目抜き通りにあるカフェ。オリジナルチョコのなかでも注目は牛乳と砂糖、クリーム、卵にブランデーを加えたホットドリンク、エッグノッグ風味のクリームをダークチョコでカバーしたこちら。後味にはブランデーがほんのり。寒い日は「食べるエッグノッグ」でほっこり!

今回、オーナーとの通訳を買ってでてくれたのは息子のルーカス君。日本のアニメが好きで何度も日本に来ているそうで、挨拶も「ハジメマシテ」と日本語で。実はリトアニアの輸入は基準が厳しいので諦めかけていたのですが、あったかな親子の素敵なチョコをご紹介したいと頑張りました。

オーナーと息子さん、大学生のルーカス君

リトアニア/
アーヨットショコラダス エッグリカー

1箱6個入り ¥3,021(税込)

こちらもおすすめ! 甘い誘惑にやられます!

甘味&塩味のメリハリにサクサクトロリがおいしすぎ

オランダのユトレヒトにある、創業1882年という老舗。一粒約5cmというド迫力サイズはクッキーとキャラメルとミルクチョコのかたまりをクリーミーなチョコでカバーしたもの。やさしい甘さと絶妙な塩味、サクサクとろ~りの軽い口溶け。

「ユトレヒトはミッフィーの作者ブルーナさんが住んでいたことでも有名です」。

オランダ/
テオ ブロム シークレット エクケール

1箱6個入り ¥3,453(税込)

作り手は世界でたった一人 伝説のチョコキャンディー

手でこね上げたチョコレートペーストを平行六面体カットした後すぐにシロップに漬け、絶妙な厚みと形にコーティング。熟練の技と手間暇をかけて手作りされるキャンディーは、ピュアな甘さの中からチョコキャラメルのほろ苦さがゆっくりと。

「フランスの蚤の市でよく見かける美しい缶。食べたあとの使い道も楽しみ」。

フランス/
ネギュス チョコキャンディー

1缶190g ¥7,446(税込)

神戸の瓦せんべいに似た? 驚きの青いチョコレート

フランス西部・ロワール地方の小さな町・アンジェの老舗。驚きの青いチョコの正体はホワイトチョコ。中身はアーモンドとヘーゼルナッツのサクサク香ばしいヌガティンという想定外のおいしさに爆発的大人気。

「青いチョコはこの町の家々の瓦の青い色をイメージ。神戸の瓦せんべいと発祥が似ていますよね」。

フランス/
ケルノン ダルドワーズ グランディオズ

1缶約200g ¥4,748(税込)

食べるだけじゃなく、着るものまで !
チョコレート万歳 !

世界を駆けまわるチョコレートバイヤー“みり”さんとコラボしたファッションアイテムも販売。“みり”さん自ら手描きしたチョコ柄の裏地や便利な内ポケットなど、キャリアウーマン“みり”さんのアイデアが満載。

リブ イン コンフォート(裏地がチョコ柄) 
旅するコート〈ベージュ〉

¥12,950 (税込)

※この商品は「ファッション便」として、「チョコレート便」とは別便でお届け。

LOVE&THANKS基金

「チョコレートでみんなとしあわせになろう」を合言葉に、すべてのチョコレートの商品価格の約1%を「LOVE&THANKS基金」として、カカオの産地であるガーナのカカオ農園の生活支援や児童労働撲滅のために使われています。

月刊 神戸っ子は当サイト内またはAmazonでお求めいただけます。

  • 電気で駆けぬける、クーペ・スタイルのSUW|Kobe BMW
  • フランク・ロイド・ライトの建築思想を現代の住まいに|ORGANIC HOUSE
〈2018年2月号〉
世界を魅了するショコラティエたち ―扉
PATISSIER eS KOYAMA(パティシエ エス コヤマ)|世界を魅了す…
L’AVENU(ラヴニュー)|世界を魅了するショコラティエたち
Chocolatier Baranoff(ショコラティエ バラノフ)|世界を魅了…
Chocolatier Yasuhiro Seno KOBE(ショコラティエ ヤ…
La Pierre Blanche(ラ・ピエール・ブランシュ)|世界を魅了するシ…
五色の神戸カラーが織りなす「神戸タータン」
神戸タータン談議で、一杯!
若い力で神戸タータンを発信!
こんなところでタータン|その他の神戸タータンアイテム
かけがえのない生命(いのち)をジュエリーで表現 『ギメルの四季』Vol.6
中国菜館 東天閣|神戸の粋な店
連載 神戸秘話 ⑭ 科学技術で戦後の日本を再生した男 井深 大
メルセデス・ベンツで旅するドイツ in KOBE Vol.7
フェリシモのカリスマチョコレートバイヤー“みり”さんこと木野内美里さんが選ぶ 世…
連載 輝く女性 ⑫ ホールケーキを持ち帰り、喜びをシェア 北野発、パリスタイルの…
音楽のあるまち♬5 神戸っ子たちは楽しいジャズが好き
メンバー三世代に愛されるゴルフクラブをめざして《 有馬ロイヤルゴルフクラブ 》
少人数制でアットホームなクラブをめざして《 ジャパン メモリアル ゴルフクラブ …
Power of music(音楽の力) 第26回
ベール・ド・フージェールの美しきアンティーク家具
兵庫県医師会 会長インタビュー
ウガンダにゴリラを訪ねて Vol.4
神戸のカクシボタン 第五十回 世代を越えて愛される名店「マルカジュース」 
多彩な暮らしが、すぐそばに:神戸“山の手”の暮らしを語る ③
神戸鉄人伝 第98回 NPO法人ウィズアス副理事長(元サンテレビジョン取締役) …
兵庫ゆかりの伝説浮世絵 第四十八回
連載エッセイ/喫茶店の書斎から ㉑ 港野喜代子さん Ⅱ
有馬歳時記|灰吹屋西田筆店が再建!