2017年
12月号
12月号
メルセデス・ベンツで旅するドイツ in KOBE Vol.5
居留地在住のドイツ人が教えた味が、神戸トアロードの味に
《トアロード・デリカテッセン》
初代は外国船のコックでした。海外で食した美味しいものを日本人にも教えたい、と神戸に「トアロード・デリカテッセン」を創業しました。デリカテッセンとは、ドイツ語でサンドイッチやお惣菜を売るお店のこと。港町である神戸には外国人が多く、人々の柔軟性も手伝って「ハイカラな食べ物」は次第に受け入れられていきました。初代は旧居留地在住のドイツ人の方達に教えて頂きながら、現在の味を作り上げたと聞きます。道具も材料も思うように揃わなかった時代、試行錯誤を重ねながら大変な作業だったと思います。そんな想いを大切にしたくて、パッケージデザインは昔のまま。本格的伝統の味と初代の想いを守りつつ、近々創業70周年を迎えるにあたり初心に戻り、より美味しい商品づくりに邁進していきたいと思っております。
トアロードデリカテッセン店長
古家 純子 さん
トアロードデリカテッセン
神戸市中央区北長狭通2-6-5
TEL:078-331-6535