2011年
8月号
8月号
耳よりKOBE ドイツワインに精通し、愛好する人に「ドイツワイン名誉ケナー」を授与
「ドイツワイン名誉ケナー」とは、全国ドイツワイン協会連合会が認定する称号で、ドイツワインの知識に精通し、歴史や文化に対する高い教養、造詣をもっていて、ドイツ文化の発展に寄与し、名誉ケナーにふさわしい資質を備えていると認められる人に贈られるものです。全国でその称号を持つ人は約70名、神戸ではこれまで、指揮者の朝比奈千足さん、(株)ドイツ商事社長の中谷嘉宏さん、ワイン研究家の波多野正人さんの3名が認定されていました。
今回、日独友好150年を記念して、神戸を中心にドイツワインに約30年以上関わりをもつ方が新たに認定を受けました。認定を受けたのは、落語家の桂南光さん、京都府立医科大学名誉教授の前田知穂さん、そして和田晴雄さん、須賀昭博さん、平沢勉さん、安原泰さん、三浦哲朗さん、松田耕治さんの8名。
6月25日には、名誉ケナー授与式と、お祝いのワイン会が、北野のドイツ料理レストラン「ローテ・ローゼ」で開催され、神戸ワインサロンのメンバーや友人などがお祝いに駆けつけました。20種類以上のワインがふるまわれる中、ヨーロッパの弦楽器「チター」の奏者・常石さやかさんの演奏が会を盛り上げました。「ドイツワインを愛好し、ワイン文化をもっと盛り上げよう」と、名誉ケナーたちは誓い合いました。