2018年
2月号
2月号
La Pierre Blanche(ラ・ピエール・ブランシュ)|世界を魅了するショコラティエたち
素材の味を活かした逸品が並ぶ神戸ショコラトリーのパイオニア
50種以上、ショーケースにズラリ並ぶショコラは箱に詰め合わせる商品を好みで選択でき、
相手に合わせたギフトを贈れるのがうれしい。
ショコラティエ
白岩 忠志 さん
「本物のチョコレート文化を日本に広めたい」という想いで、2003年に創業。白岩忠志さんはまだ神戸にチョコレート専門店が多くなかった時代に先陣を切った、神戸のチョコブーム仕掛け人としても知られる。
「チョコレートの素材であるカカオの歴史や味の違いにも魅力を感じました」。
例えば、コーヒーとコーヒー豆の関係と同じように、チョコも原料のカカオによって香り、味、風味もさまざま。白岩さんは素材の味を大切に、“シンプル、ピュア、ナチュラル”をモットーに手作りする。
一昨年前からベネズエラやマダガスカル、ジャマイカなど、カカオの原産国別のボンボンショコラを販売。その他にも自家製アーモンドプラリネの食感が楽しい「エスカルゴ」や、意外な素材の「バルサミコ」など、夏場は30種、その他の季節は60種類をラインナップ。一粒単位で販売し、バレンタイン時期であってもギフトセットのみならず、好きなチョコを選んで箱詰めしてもらえるのが嬉しい。
またフランスの郷土菓子が多いのも特徴。復活祭のうさぎ型チョコ、聖霊降臨祭の鳩のコロンブ入りの焼き菓子など、欧州の伝統を、洋菓子を通じて伝えることにも注力する。お菓子の素材や由来、文化がわかると、選ぶこと、味わうことがさらに楽しくなりそうだ。
ショコラティエ
白岩 忠志 さん
La Pierre Blanche(ラ・ピエール・ブランシュ)
元町店
神戸市中央区下山手4-10-2
078-321-0012
営業 10:00~19:00(日曜日は18:00まで)
定休日 火曜日
https://www.la-pierre-blanche.com/