2012年
12月号
12月号
日本・アルジェリアの国交50周年を 祝う仔羊料理のパーティ
北アフリカのアルジェリア民主人民共和国。日本とは、1962年に日本がアルジェリアの独立を認め、国交が樹立した。
今年、国交50周年を迎えたのを記念し、9月1日、中央区の「artとsweets MmeKIKIマダムキキのお店」で友好パーティが開催された。全世界に支部を持つ、仔羊料理を愛する会「仔羊同好会」(徳本賀世子会長)が主催した。京都支部長の椿昇さん(現代美術家)、神戸支部長の榎忠さん(現代美術家)なども参加し、同じく会員のおかけんたさんが司会を担当。
宗教に関係なく食べられるのが「羊」。羊大国・アラビア諸国との文化交流を目的に、アラビア文化を研究しながら仔羊同好会パリ支部長でもある竹本元一さんがパフォーマンスを企画。「アルジェリアは独立後、アフリカ諸国の中でもっとも早く、日本との国交を結んだ。今後ももっと両国は交流していくべき」と竹本さん。アルジェリアの民族衣装に身を包んだゲストたちによるダンスや、山岳のカビリヤ族の民謡、ダンサーがフラメンコを披露するなどし、会場は盛り上がった。会場では、オイル石鹸や香辛料といった名産品の販売や、シーシャ(水たばこ)体験なども行われた。
仔羊同好会スーパーアドバイザー、ニコラ・マヌーリさんによるお料理は、仔羊のクスクス、ガルバンゾ豆のムースと仔羊のソテー、仔羊とひよこ豆の煮込みといった、仔羊を使ったメニューや民族料理。参加者はアルジェリア・ワインとともに楽しんだ。