2026年
6月号
6月号

折れ曲がったW字形の形状。石垣は往時のまま現存、一部を見ることができる
明石藩舞子台場跡【国指定 史跡】|海辺に息づく歴史を垂水・明石で味わう
幕末の文久3年(1863年)、勝海舟の設計・指導のもと明石藩が築いた台場。開国を迫る欧米列強に備え、大坂湾防衛の要所、明石海峡を守るために建設された。最大の特徴は、敵艦からの攻撃を分散しつつ、複数の角度から集中砲火を浴びせることができるよう工夫された「W字型」の石垣構造。当時の高度な軍事技術と設計思想を今に伝えている。現在は国の史跡に指定され、発掘調査で発見された「天端の石敷き」などの遺構が公開されている。幕末の緊張感漂う防衛拠点の姿を体感できる貴重な歴史遺産。

折れ曲がったW字形の形状。石垣は往時のまま現存、一部を見ることができる

石垣の天板が露出した「天端の石敷き」

ミニチュア大砲型のベンチも設置

台場工事を総指揮した「勝海舟」のキャラクターが登場し、案内してくれる。

明石藩舞子台場跡
神戸市垂水区東舞子町4
078-322-5799
(神戸市文化スポーツ局文化財課)
見学自由












