6月号

五色塚古墳【国指定 史跡】|海辺に息づく歴史を垂水・明石で味わう
4世紀後半(古墳時代前期)に築かれた兵庫県最大の前方後円墳。被葬者が不明であるなど、数々の謎を抱えた“ミステリアスな古墳”として知られている。1965年から10年もの歳月をかけた発掘調査と復元整備により、現在は築造当時の壮大な姿を体感できる「野外博物館」として公開。見どころは、三段に築かれた全長194mの墳丘と、そこを彩る埴輪列。鰭付の円筒埴輪や朝顔形埴輪が整然と並ぶ姿が圧巻だ。また、墳丘の上2段の斜面には淡路島から運ばれた石が敷き詰められていたことがわかっていて、日本書紀の記述を裏付けている。明石海峡を一望できるこの地は、かつての交通の要衝でもあり、ここを支配した有力者が葬られたと推測されている。

墳丘が三段築成の前方後円墳

画像提供:神戸市文化財課

埴輪列が圧巻

円筒埴輪や朝顔形埴輪(レプリカ)がズラリ

斜面を埋め尽くす葺石は223万個・総重量2,784トンと推定

古墳越しに明石海峡大橋を望む絶好の撮影スポット

西側には円墳の「小壺古墳」が隣接
※入場は不可

たるみ観光大使の「ごしきまろ」が登場し、案内してくれる。

五色塚古墳
神戸市垂水区五色山4-1
078-707-3131(五色塚古墳館)
9:00~17:00(最終入場16:30)
月曜・祝翌日定休
入場無料
https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkazai/estate/bunkazai/syokai/goshiki.html
五色塚古墳の出土品【国指定 重要文化財】
五色塚古墳で出土した埴輪は、国の重要文化財に指定されており、「神戸市埋蔵文化財センター」で保管・展示されている。※6月21日(日)まで企画展「五色塚古墳誕生!」を開催中。今から約1650年前、五色塚古墳誕生の背景には一体何があったのか。神戸における古墳時代の胎動から、五色塚古墳誕生へとつながる道のりを探る特別企画展。

画像提供:神戸市文化財課
神戸市埋蔵文化財センター
神戸市西区糀台6-1
078-992-0656
10:00~17:00(最終入館16:30)
月曜・祝翌日定休
入館無料
https://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/












