8月号
神戸の活気をウエディングから
神戸ウエディングクイーン
福田知未さん 永島優美さん 冨田真未さん
司会 神戸ウエディング会議事務局長
谷口享子さん
―ウエディングクイーンに選ばれて約一年、活動を振り返ってみて、思い出や感想などをお願いします。
福田 一番思い出に残っているのは、淡路SAの「恋人の聖地」で、世界的ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんとご一緒させていただいたことです。終止笑顔で接してくださいまして、「ウエディングは、昔は家から出発だったのが、いまは会場内ですべて済んでしまうのが寂しい」とおっしゃっていたのが印象的でした。会場のモニュメントも白が基調で、私たちのドレスにハートの影が浮かび上がる、とてもかわいいものでした。
永島 やはり桂由美さんとご一緒させていただいたイベントは思い出深いです。あとデュオこうべで行われた「神戸花物語」も特に印象に残っています。パールと花とドレスのイベントで、ウエディングドレスファを着てトークショーをさせていただきました。とても緊張したのですが、見てくださった方々が温かく見守ってくださいました。イベントでは毎回緊張しているのですが、イベントごとにお客さんとのコミュニケーションがあり、温かい視線にいつも助けられています。
冨田 6月の第一日曜日が、全国のプロポーズの日なのですが、神戸では毎月第一日曜日をプロポーズの日として、様々なイベントを行っているんです。今年の6月5日に、神戸モザイクで、音楽とのコラボレーションイベントがあったのですが、県外から来られたカップルがその日、実際にプロポーズされて、それがとても印象に残っています。あとは一年を通じて、3人仲良くやって来られたので、それが楽しかったですね。
―神戸のウエディングの素敵なところはどういうところだと思いますか。
福田 山と海がある景観の中で、幸せな日を迎えることができるところです。神戸らしさにはファッションやスイーツなどいろいろありますが、人の温かさも神戸らしさだと思うのです。神戸はそれが感じられる街ですし、私たち自身も他府県のイベントなどに行くと「神戸らしい」と言われるのですが、それがとても嬉しいですね。
―神戸の人の温かさや、おもてなしの心は、どういうところにあると思いますか。
永島 神戸は歴史的に外国との関わりが多かった街です。日本の文化と外国の文化が混ざり合った独特の情緒こそが、神戸の魅力なのだと思うのです。特に私は異人館の雰囲気が好きなのですが、日本の景色っぽくなく、神戸らしい絵になる風景だと思います。
冨田 私は特にハーバーランドのモザイク周辺が大好きなんです。特にコンチェルトが見えるモザイクのウッドデッキはお気に入りです。神戸はいつでも「おしゃれな街」「女の子が憧れる街」「住みたい街」の上位に入っています。おしゃれなお店やカフェがたくさんあって、女の子が何年住んでもあきない街だと思います。
―ご自身が挙式するなら、どこでどんな式を挙げたいと思いますか。
福田 神戸は海と山の景観が魅力ですが、私は海側から山側を望める場所が好きなんです。生演奏や友人たちの歌で、音楽に溢れた楽しい挙式が良いですね。自分たちらしい雰囲気を作って、とにかく親しい人たちに祝福してもらいたいです。
永島 やっぱり北野が好きですね。洋風なのにたまに和のテイストも入っていて。特に夜のイルミネーションがとても好きなんです。北野坂から神戸の街を一望する景色は最高だと思います。友人やお世話になった人たちに囲まれて、笑顔に溢れた挙式にしたいですね。
冨田 小学生の頃にハーバーランドに行った時に、たまたまウエディングの光景を目にしたのです。その時に見たフラワーシャワーの光景がとても印象的で、それからずっと憧れているんです。だから自分も、ハーバーランドの周辺で、幸せに包まれた挙式をしたいです。
―一年の任期ももうすぐ終わりますが、今後の神戸ウエディングに期待することは?
福田 ウエディングでは挙式場だけでなく、美容、衣裳、お花、写真、DVD、印刷物や旅行、ジュエリー、引出物の数々など、一組のカップルの挙式で様々な産業が潤います。もっとたくさんの人が神戸で挙式をして、神戸がもっと活気づけばと思います。
永島 観光、集客の観点からも、神戸ウエディングをもっと多くの人に知ってもらいたいです。それがきっかけで神戸を訪れ、たくさんの人が神戸の良さに触れてくれればいいなと思います。
冨田 神戸には世界一の吊り橋である明石海峡大橋がありますし、ファッションでも神戸コレクションなど注目を集めていて、女の子が憧れる街だと思うのです。同じように神戸ウエディングももっと注目を集めるようになってほしいです。