2011年
8月号
8月号
神戸ウエディング会議
特別講演会・シンポジウムを開催
「関西の婚礼業界が、東北地方に支援できることとは」
ウエディング業界だけでなく、観光やファッションなど、異業種が集まって、神戸を「ウエディングの街」として活性化させることを目的とした団体「神戸ウエディング会議」では、東日本大震災から4ヶ月を経た今、同じく大震災を経験した神戸のウエディング業界だからこそ、被災地に向けた復興の支援、明日の日本の元気のために何ができるのかを考え、力を合わせようと、特別講演会と交流会を開催した。
特別講演会には、今や日本中のおしゃれな女の子たちが注目するイベント「神戸コレクション」を立ち上げ、現在もエグゼクティブプロデューサーとして活躍している高田恵太郎さんを招いた。阪神・淡路大震災後、六甲アイランドにあるファッション都市神戸の発信地であったファションタウンから、次々に企業が撤退していくのを見て、「ファッションによって、神戸を元気にしたい」と、ファッションショーの開催を実現させた。第一回の神戸コレクションは2002年、神戸ファションマートで開催。神戸の女の子の視点を通して、明日着られる最新トレンドをショーとブースによって提案するというイベントは第一回目から爆発的な人気を得た。
その後、「関西の婚礼業界が、東北地方に支援できることとは」をテーマに、(株)ホロニック代表取締役・長田一郎さん、(株)フェイスの代表取締役・福永有利子さんらが講演。福島県の観光・ウエディング業界からのゲストを交えたシンポジウムも行われた。(7月7日、エスタシオン・デ・神戸にて)