2月号
若い力で神戸タータンを発信!
Kobe Tartan, the plaid associated by colours of Kobe city
神戸タータンの生みの親である㈲石田洋服店・石田原弘さんと㈱喜市・片山喜市郎さんを中心に、2016年10月に設立した神戸タータン協議会。神戸タータンの魅力をもっと広めたいと様々な活動を行っている。1年が過ぎ、現在は神戸のイメージを再構築するブランドファクターにとどまらず、商店街や事業者間の横のつながり、企業同士のコラボレーションなど、異業種がそれぞれの商品を開発しながら大きな広がりを見せている。昨今では、神戸マラソンの記念メダルや神戸の街を彩るバナーなど、身近なところでも活用されている。
今回は、神戸タータン協議会に参画されている会員の方々にお集まりいただき、自社商品のご紹介や今後行っていきたい神戸タータンを用いた街づくり、そして我が街・神戸に寄せる思いをお聞きした。
マック株式会社 代表取締役社長
植村 一仁 さん
起ち上げた時は10社でしたが1年で100社になりました。名産品やキャラクターではなく、デザインだったから受け入れられたと思います。パッケージやユニフォームに使ってくれたリ、神戸マラソンのゴールテープになったのには驚きました。
株式会社 喜市 代表取締役
片山 喜市郎 さん
2016年10月の設立時には「神戸タータン協議会」メンバーはたったの6人でした。若手の商店主が中心となって「大人の街」をイメージし商品開発を進めてきました。神戸のブランドとして若い方にも受け入れて欲しいです。今後の課題だと思います。
株式会社 マキシン 営業統括部長
柳 憲司 さん
集まって話しながら、いろいろなアイデアが浮かんできます。「それイイね。」「じゃあこうしてみる?」なんてふうに。神戸の街中や神戸でのイベントの際には必ず「神戸タータン」がどこかに出てくるようにしたいですね。また神戸だけでなく、日本から世界へ認知してもらえるような地域タータンの先陣をきっていけたらいいですね。「世界タータン博覧会」「TARTAN EXPO」などどうでしょうか?可能性はまだまだあると思っています。
Men’s apparel ADAM
橋本 友宏 さん
ファッション都市として、神戸をさらにイメージアップしたいです。まずは神戸の人たちに「オシャレ」と思って身につけてもらえるような提案がしたいです。ドレスコードがタータンとか、ホワイトディナーの次はタータンディナーとかもおもしろいですよね!
永田良介商店 6代目店主見習
永田 泰資 さん
タータンを使って各社、PR戦略ができるのもいいと思います。私の場合、タータンの椅子を作り、ご覧頂くことで、神戸家具のPRにつながります。家具にも合うでしょう。
ポートタワーの展望台に展示しています。
株式会社亀井堂總本店 5代目見習
松井 隆昌 さん
業種をまたいで参画できるのが素晴らしいと思います。各社ではなく“みんなで”がんばりましょう!という気持ちです。神戸タータンが人と人とをつないで、神戸全体の進歩につながるといいです。