6月号
早くて安い!神戸空港からひとっ飛びの旅!! |神戸〜東京の飛行機旅(後編)
神戸空港からひとっ飛びの旅、第二回~東京・後編~は「お江戸で話題のグルメ」特集。東京でしか食べられない人気メニューを、“飛行機に乗ってわざわざ食べにいく”。誰かに自慢したくなるニュースな美味をご紹介!
話題のグルメを食べるために飛行機で東京…なんて贅沢!
今号は花のお江戸へ、飛行機に乗って話題のグルメを食べに行こうという特集。まず紹介したいのは「そば」。関西はうどん文化、対して関東はそば文化。関東のそばは渋い和風空間でゆったりと“手繰る”イメージがあるが、その固定観念をくつがえす、エッジィな次世代系そば屋が注目を集めている。
筆頭は虎ノ門ヒルズ近くにある「港屋」。コンクリート打ちっぱなしのモダンなビルには看板もなく、目印は店名が書かれた小さなプレートのみ。椅子のない、立ち喰いスタイルにも関わらず、唯一無二、ここでしか“味わえない”そばを求め、連日長い行列ができる。
スタイリッシュビル。 行列の先には何が?
人気漫画「島耕作」シリーズに登場する店としても有名。バーカウンターのように花が生けられた大理石のテーブルを囲み、男性のみならず、女性もズルルルルッ。「東京は高級なおそば屋さんが多いですが、そもそもそばは江戸庶民の食べ物。もっと気軽に、もっと楽しく味わえるそばを、自分の世界観で表現致しました!」と店主の菊地氏。
メニューは「海苔もり」「胡麻もり」「温かい鶏そば」など全6種類。夏に向けては、ピリリと辛いラー油入りつけ汁に和そばをくぐらせて食す「冷たい肉そば」がおすすめだ。山盛りの刻み海苔の下には甘辛く炊いた豚バラ肉がどっさり。ネギやゴマの風味、肉の旨味、コシの強い和そばに絡みつくラー油の辛味が三位一体となって、麺好きを惹きつける。一度食べるとクセになり、東京に通いたくなる!
港屋
03-5777-6921(予約不可)
東京都港区西新橋3-1-10
11:30~20:00(17:00~17:30は閉店)
※そばがなくなり次第終了
土・日・祝日定休
予約困難な人気店が手がける蕨もちを、話題の珈琲と
文京区湯島の超人気日本料理店「くろぎ」が手がける和菓子店『廚(くりや)菓子くろぎ』。お店は東京大学の敷地内にあり、本わらび粉でつくる「蕨(わらび)もち」が人気。店内で練り上げられた漆黒のそれは香り、ぷるっぷるの食感が格別。セットの飲物に珈琲がオススメというのも新鮮だ。恵比寿の「猿田彦珈琲」が和菓子に合うようブレンドした珈琲と、絶品和菓子のハーモニーをぜひ!
廚 菓子くろぎ
03-5802-5577
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 本郷キャンパス内
9:00~19:00
不定休
http://www.wagashi-kurogi.co.jp/
飛行機旅でしか楽しめない時間と空間
羽田空港で買物や食事を楽しんだり、展望デッキで飛行機を眺めたり、ターミナルをとことん楽しむのもオススメ。
羽田空港の第2旅客ターミナル3Fに美術館があるのはご存じ?日本初空港内美術館「ディスカバリーミュージアム」では700年の歴史を持つ細川家の至宝を所蔵する永青文庫の企画展や、その他の特別企画展を開催。入場無料の館内はラウンジ風スタイルで、ソファに座ってゆったりと美術を鑑賞することができる。6月26日(日)までは「永春文庫コレクション 武者小路実篤が描く日本の春」を開催中。
羽田空港美術館
ディスカバリーミュージアム
03-6428-8735
11:00(土日祝10:00)~18:30
※最終入場18:00
入場無料