6月号
![](https://kobecco.hpg.co.jp/wp-content/uploads/2016/06/20160603901-770x422.jpg)
ブラッスリー ラルドワーズ 〜素材の美味しさを生かしてつくるフランスの郷土料理〜
街中の喧騒から離れた磯上通に2004年、柘植淳平シェフがオープンした「ブラッスリー ラルドワーズ」。アクセスの悪さは覚悟の上だったが、10年目を迎え、フランスの郷土料理とパリの下町を思わせる空間を求めて多くのお客さんが足を延ばす。
確かな目と舌で選ぶ季節の素材を使い、「一番美味しい瞬間を味わってほしい」と一皿、一皿、手をかけ心を込めて作る。中でも、野菜にかける思いは熱い。「ラルドワーズにとって無くてはならない存在」とシェフが言う、奥様のご両親が加西市の自家農園で栽培する有機野菜が毎日届く。「美味しさを最大限に生かすにはどうしたらいいのか?」。ここから新しい発想が生まれ、大きな黒板にまたメニューが加わる。
料理の道を志した柘植さんの原点は料亭での日本料理修行だという。「基本は世界共通です。そこにフランスのスピリットが加わっただけ」。繊細な盛り付けと食べる人への心遣いに〝和〟を感じさせる。
![前菜。開いて骨を抜き、内臓をペースト状にしたものを詰めて焼いた鮎に、オクラの花とオリーブオイルパウダーなどを添えて](https://kobecco.hpg.co.jp/wp-content/uploads/2016/06/20160603902.jpg)
前菜。開いて骨を抜き、内臓をペースト状にしたものを詰めて焼いた鮎に、オクラの花とオリーブオイルパウダーなどを添えて
![小さなアミューズ。表面を薄く凍らせたトマトのガスパッチョとウニのレモン塩添え](https://kobecco.hpg.co.jp/wp-content/uploads/2016/06/20160603901-690x427.jpg)
小さなアミューズ。表面を薄く凍らせたトマトのガスパッチョとウニのレモン塩添え
![デザート。マンゴーとジャスミンティーのジュレに、白キクラゲとクコの実を添え、アルコールを飛ばしたモヒートのフワフワ泡をのせて](https://kobecco.hpg.co.jp/wp-content/uploads/2016/06/20160603903.jpg)
デザート。マンゴーとジャスミンティーのジュレに、白キクラゲとクコの実を添え、アルコールを飛ばしたモヒートのフワフワ泡をのせて
![パリの下町にあるビストロをイメージした気軽に立ち寄れる雰囲気](https://kobecco.hpg.co.jp/wp-content/uploads/2016/06/20160603904.jpg)
パリの下町にあるビストロをイメージした気軽に立ち寄れる雰囲気
ブラッスリー ラルドワーズ
神戸市中央区磯上通4-3-2マンション磯上1F
TEL.078-221-1171
営業:ランチ 11:30〜15:00(L.O. 14:30)
ディナー18:00〜22:00(L.O. 21:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
・伊藤グリル
・ギュール ルモンテ
・ブラッスリー ラルドワーズ
・ciccia(チッチャ)
・アルポルト神戸
・料理 十津川
・吟仕込み味処 はいから
・黒毛和牛とWINE 離の宴
・サ・マーシュ