2017年
5月号
5月号

有馬歳時記|「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会」へのお誘い
「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会」へのお誘い
6月17(土)、18日(日)
■日時/6月17日(土)・18日(日)
両日とも10時・12時・14時・16時開演の4回公演
■場所/念仏寺
■人数/各回とも先着100名
■参加費/お一人様1700円(抹茶、お菓子、住職の説法)
■申込/往復ハガキに代表者の住所、住所、電話番号、参加人数、鑑賞希望公演日時(第2希望まで)、を記入の上、有馬観光総合案内所まで郵送。または、有馬温泉観光協会HPよりお申し込み、パソコン・スマートフォン・携帯電話でのお申し込みも可
■申込先/〒651-1401
神戸市北区有馬町790-3有馬温泉観光総合案内所「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会」宛
有馬温泉観光協会
http://www.arima-onsen.com
「有馬温泉観光協会」で検索
有馬温泉の中心にある念仏寺の初夏の見所は、庭に咲く樹齢約三百年の沙羅双樹の花。平家物語の「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」で知られ、朝に咲き、夕方には散ってしまう所から、世の無常を象徴していると言われている。
須磨琴(一絃琴)は、一枚の板の上に一本の絃を張っただけの簡素な楽器。一千百余年の昔、中納言在原行平卿が須磨の地に流された折、渚で拾った板切れに冠の緒を張って琴を作り、岸辺の葦の茎を爪にして、その琴を弾じながら、都を偲んだと伝えられている。沙羅の花を愛でながら、一絃琴のしらべを楽しむという催しで、今年で32回目を迎える。
須磨琴(一絃琴)は、一枚の板の上に一本の絃を張っただけの簡素な楽器。一千百余年の昔、中納言在原行平卿が須磨の地に流された折、渚で拾った板切れに冠の緒を張って琴を作り、岸辺の葦の茎を爪にして、その琴を弾じながら、都を偲んだと伝えられている。沙羅の花を愛でながら、一絃琴のしらべを楽しむという催しで、今年で32回目を迎える。

刹那的に散る花も美しい沙羅双樹

会場となる念仏寺