2015年
3月号
3月号
Report KOBE 早駒運輸・神戸シーバスが「阪神・淡路大震災から20年 チャリティークルーズ蘇れ神戸港!」を開催
1月25日、神戸シーバスファンタジー号で、「阪神淡路大震災から20年−チャリティークルーズ蘇れ神戸港!」が開催された。船は神戸港をぐるり1周。百名ほどの乗船客は美しい港の風景を眺めながら、神戸のヒストリアン、田辺眞人先生と、ラジオ関西「田辺眞人のまっことラジオ」のアシスタント、久保直子さんのナビゲートでクルーズを楽しんだ。
田辺先生は神戸港の歴史や、近畿地方における大地震の歴史と阪神・淡路大震災との関係についての講話をおこなっただけでなく、自ら招いた3人のサプライズゲストを紹介。
最初のゲストはラジオ関西の桃田武司さん。続いて登場したのはデビュー作『宇喜多の捨て嫁』で直木賞の最終候補に選ばれた小説家の木下昌輝さん。最後には復興を願った曲「しあわせ運べるように」の作者で音楽教師の臼井真さんが登場。震災後の極限の状況で曲が生まれたエピソードを披露した。
クルーズを主催した早駒運輸の渡辺真二社長は、「チャリティークルーズのみならず、今後も新しいことに挑戦していきたい」と語った。