2月号

神戸酒蔵探訪記 Vol.1|白鶴酒造資料館(白鶴酒造株式会社)
御影郷の誇りにかけて新しい日本酒の世界を開拓
最高峰を目指した独自開発酒米「白鶴錦」など、いつの時代にもチャレンジを大切にしてきた白鶴酒造。「おいしいものを造ること」を大前提に、安定した品質の酒造りを続けながら、新しい時代にあった多様な価値観への対応にも挑戦中。丹波篠山の農業法人「白鶴ファーム」で社員自ら育て上げた「白鶴錦」を原料にしたお酒を発売したり、若手社員による商品開発プロジェクト「別鶴(べっかく)」で、若い世代向けの新しい感覚の日本酒を開発したり。なかでも別鶴のお酒は左ページのシリーズ第一弾に続き、第二弾、第三弾も発売されるなど、評判も上々。新しい日本酒の世界をクリエイトする白鶴酒造から目が離せない!
●白鶴酒造資料館
大正初期に建造された酒蔵を利用。昔ながらの酒造工程等を等身大の人形で展示。直営店限定商品等を販売するショップを併設し、無料・有料の利き酒も楽しめる。

『酒蔵開放』の工場見学の様子
新商品ならこの1本
超特撰 白鶴 御影郷
純米大吟醸 白鶴錦
11,000円(720ml)
※250本限定
「白鶴錦」を精米歩合38%まで磨き上げた。透明感があり、米由来の豊かなコクを後味に感じる。草原の中にいるような爽やかな香りと完熟メロンのフルーティな香りが楽しめる。
人気の1本
白鶴
特別純米原酒
蔵酒(くらざけ)
1,760円(500ml)
直営店限定商品のなかで一番の人気を誇る。兵庫県産山田錦を100%使用し、原酒ならではの芳醇な味わいとキレのある味わいと豊かな余韻が特長。冷やして飲むのがおすすめ。
お洒落デザインのこの1本
白鶴 別鶴
各2,935円(720ml)
①木漏れ日のムシメガネ
レモングラスのような香りと爽やかな酸味
②陽だまりのシュノーケル
柑橘類の果皮のような香りとほろ苦さ
③黄昏のテレスコープ
完熟した果実のような香りとまったりとした甘味

ラベルの穴から内側のイラストを覗くことができる
白鶴酒造資料館
神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5
078-822-8907
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