2018年
5月号
5月号
「史料展示室」がリニューアルオープン|日本赤十字社兵庫県支部
日本赤十字社兵庫県支部の歩みを貴重な資料と共に紹介
全国に92の赤十字病院、54の血液センターを運営し、日本国内の救急医療や災害医療を支える日本赤十字社。兵庫県支部の歴史は古く、明治20年(1887)にまでさかのぼる。平成15年、HAT神戸に開設された新庁舎内に兵庫県支部は兵庫県赤十字血液センターと併設され、さらに隣接する神戸赤十字病院と連携を図り、地域医療に大きく貢献してきた。また、海外での災害時にも看護師を派遣するなど、その活動は県内にとどまらない。
4月には、兵庫県支部のこれまでの歩みや活動を貴重な資料とともに紹介する史料展示室がリニューアルオープンした。
「阪神・淡路大震災コーナー」では、全国からの赤十字救護班が災害救急活動を行う様子や、東日本大震災や熊本地震の発生時の支援活動についても紹介。「救護資機材コーナー」では、明治末期から昭和初期にかけての救護器具を収納した「医极」をはじめ、救護看護制服、自動呼吸器、木製ギブス、衣服行季、車椅子など歴史的に貴重な展示品も公開。災害時の切迫感が見る者にも伝わってくるような展示になっている。見学に関するお問い合わせについては、兵庫県支部までご連絡ください。
見学について
兵庫県支部・兵庫県赤十字血液センター 社屋及び史料展示室の見学を希望される方は、兵庫県支部までお申し込みください。
開館時間
月曜日~金曜日:午前9時30分~午後5時
※土・日曜日、祝日、年末年始は休館となります。
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目4番5号
TEL.078-241-9889
http://www.hyogo.jrc.or.jp/