2月号
メンバー三世代に愛されるゴルフクラブをめざして《 有馬ロイヤルゴルフクラブ 》
海、山、温泉、そして神戸には上質のゴルフクラブがある。
その中のひとつ、46年の歴史を誇る有馬ロイヤルゴルフクラブの齊藤育利支配人に、クラブの歩みやビジョンについてお話しいただいた。
関西でも他にあまり例を見ない雄大フラットなコースとしてオープン
財界の顔と無類のゴルフ好きで知られた信用組合「大阪商銀」理事長・大林健良が「日本一のゴルフ場」を目指して建設に着手し、1972年オープンしたのが「有馬ロイヤルゴルフクラブ」です。神戸市北区はアップダウンが少ない丘陵地ですから広大な敷地を必要とするゴルフ場には向いていたのではないでしょうか。ほとんどのゴルフ場が18ホールだった当時、27ホールでオープンし、将来的には36ホールを予定していましたが、メンバー増加に伴い増設し、96年9月に36ホールグランドオープンに至りました。今でも36ホールのゴルフ場は関西で他にあまり例を見ないですね。
オープン当初から伊藤忠社長の越後正一さん、サントリー社長の佐治敬三さん、新日鉄社長の永野重雄さん、東急社長の五島昇さんなど日本経済界を代表するメンバーの皆様に支えていただきました。現在メンバー約2200名、企業オーナー様が多数を占め、会社は大阪、住まいが神戸・阪神間という方が多いのが特徴です。理事長はサントリーホールディングス㈱社友の津田和明さん、キャプテンを㈱マヤテック会長の五代友和さんに務めていただいています。
全く趣の違う2コース
有馬ロイヤルゴルフクラブはそれぞれに趣の違う18ホール「ロイヤルコース」「ノーブルコース」で構成されています。ロイヤルコースは「東の井上誠一、西の上田治」と言われた名設計家・上田治が加藤福一と協力して手がけた円熟期の傑作。ワングリーンのコースは当時の日本では珍しく、先見の明があったと言えるでしょうね。日本的で雄大、借景を巧みに取り入れたレイアウトが素晴らしいコースです。
ノーブルコースは、時の経過とともに移ろいゆくゴルフコースの美しさを知り尽くし「光と影の魔術師」と呼ばれた世界的な設計家ロバート・ボン・ヘギーによるアメリカンスタイルのコースです。9ホール増設コースをアウトコース当時の西コースを改造してインコースとして96年に完成しました。距離が長いわけではないのですがバンカーや池などハザードが効いている現代風。ひと言で言えば「難しいコース」です。ロイヤルコースは2003年、高麗グリーンからベントグリーンに改造しています。
ジャパンオープンをはじめ、数多くのトーナメント開催
トーナメント受け入れにあたっては、十分なギャラリープラザや駐車場が必要です。広大な敷地を持つ当クラブは神戸では六甲国際ゴルフ倶楽部と並び、最適な環境に恵まれています。関西オープンゴルフ選手権2回開催をはじめ、1987年には「第52回日本オープンゴルフ選手権」を開催し、青木功プロが優勝しました。六甲国際ゴルフ倶楽部で開催された第48回大会では青木プロが大逆転の名勝負で優勝しています。続いての優勝に「青木プロは六甲山の北側では強い」などと言われたようです。
佐治敬三さん、現在も理事を務めていただいているご子息の信忠さんとのご縁もあり、90年、「第1回サントリーレディスオープン」開催。第2回目は東京での開催でしたが、やはり大阪に本社を置く企業ですから「大会は関西で」と戻って来ていただき、姉妹コースのジャパンメモリアルで開催した第6回を除き、98年の第8回まで開催が続きました。
コミュニケーションを大切に次世代ゴルファーも育成
お客様には「また来よう」と思っていただけるようにコミュニケーションを心がけ、まず挨拶を徹底しています。またゴルフ人口の高齢化が言われる昨今、三世代でのメンバー様も多く、ジュニアの練習受け入れも始め次世代のゴルファー育成にも努めています。ゴールデンウィークにはスポーツフェスタ会場として、地元地域の方々や会員家族様にゴルフ場を解放しております。
一方、若い従業員たちもお客様の気持ちを察したサービスができるように自主的な勉強を始めてくれています。皆様と共にこれからの有馬ロイヤルを担っていってくれると期待しています。
交通アクセス
■中国自動車道「西宮北IC」から約18分(約10.9km)
阪神高速北神戸線「五社IC」から約15分(約9.5km)
JR「新神戸駅」より車で約35分(約28km)
■「大阪国際(伊丹)空港」より車で約45分(約34km)
有馬ロイヤルゴルフクラブ
〒651-1616 兵庫県神戸市北区淡河町北畑571 http://www.arima-royal.com/
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