2017年
4月号
「青の絶景」や「空と繋がる丘」として話題を集める『ひたち海浜公園のネモフィラ』

早くて安い! 神戸空港からひとっ飛びの旅!!|神戸〜茨城の飛行機旅(後編)

カテゴリ:楽しむ, 観光

カラダがブルーに染まりそう 青い絶景と出会う、春の茨城

「国営ひたち海浜公園」の青色のネモフィラをはじめ、水鏡の田園を愛でながら走る列車「ひたちなか海浜鉄道湊線」、海とロマンの町「大洗町」。春は天然色輝く茨城への旅はいかが。

神戸〜茨城所要時間約75分

国営ひたち海浜公園

茨城の人気観光スポット「国営ひたち海浜公園」。約200haの敷地には工夫を凝らした花畑が点在。なかでも国内外の注目を集めるのがネモフィラだ。
「“みはらしの丘”一面に450万本のネモフィラが開花します。青い花と青空と太平洋、360度見渡す限りのブルーの世界はまさに空中散歩をしているかのよう。黄やピンクのカラー混在型の花畑と異なり、日本最大級の青一色のパノラマ絶景を楽しめます」と服部さん。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」として取り上げられたり、世界的なファッションブランドの広告誌面に使われたり、その美しさは地球規模。神戸からぜひ足を運ぶ価値あり!なスポット。
ネモフィラの開花時期は4月中旬~5月上旬の1ヶ月弱。昨年度のGWには1日8万人が訪れたという人気ぶりゆえ、青い世界をじっくり満喫したい人は、花がまだ若々しい7分咲き、4月下旬の平日の朝に訪れるのがおすすめとのこと(開花状況はHPで随時更新)。
4月中旬から下旬にかけては園内の“たまごの森フラワーガーデン”のチューリップも満開に。約250品種、約25万本のチューリップが一斉に花開き、鮮やかな景観を披露する。

「青の絶景」や「空と繋がる丘」として話題を集める『ひたち海浜公園のネモフィラ』

チューリップが鮮やかに花を咲かせたあと、5月からはポピーやバラなどがバトンを受け継ぐ

広報 服部 哲郎 さん

春の茨城の風物詩、ネモフィラブルーが美しい観光ポスターの前で

国営ひたち海浜公園

茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
029-265-9001 9:30~17:00
※4/29(土・祝)~5/7(日)は7:30〜
5/31(水)までは無休
入園料金:大人¥410、シルバー(65歳以上)¥210、小中学生¥80
アクセス:茨城空港からバスでJR水戸駅経由、JR常盤線の勝田駅へ。茨城交通バスに乗車。もしくは勝田駅より「ひたちなか海浜鉄道湊線」に乗り換え、阿字ヶ浦駅下車。「阿字ヶ浦駅」からスマイルあおぞらバス(100円)ならバス専用ルートゆえ混雑が少ない

※開花状況は気候条件などにより前後することがあります。HPや直接施設にお問い合わせください

ひたちなか海浜鉄道湊線

茨城の魅力を体感したい人はぜひ、地元のローカル列車に乗ってみよう。「ひたちなか海浜鉄道湊線」はJR常磐線勝田駅から阿字ヶ浦駅までの計10駅、約14㎞をつなぐローカル線。国内現役最古のディーゼルカーが残り、窓からは広大なイモ畑や田園が一望できる。大正2年開業という長い歴史を有するこの鉄道は一時、廃線の危機に陥るが、同鉄道を愛する地元の「おらが湊鐵道応援団」のバックアップと、廃線復活のプロ・吉田千秋さんを社長に迎えて数々の企画イベント等を実施し、見事復活を遂げる。「沿線の自治会や商工会議所、周囲の方に助けて頂いたおかげで、地元のご利用はもちろん、遠方から来られるファンの方も増えてまいりました」と顔をほころばせる吉田社長。ゴトゴトと走るレトロな電車での~んびり。駅ごとにデザインが異なる駅名表にも注目!

昭和40年製造の「キハ205」といった現役のレトロ車両に鉄道ファンが多い。春の桜、車両を映しこむ水田、青々とした田んぼなど、車窓からのどかな景色を楽しもう

神戸の三木鉄道「ミキ300-103」の姿も

「那珂湊駅」は大正時代から残る木造駅舎で映画やCMにも度々登場。不定期で駅舎内にて朝市も開催

ひたちなか海浜鉄道 取締役社長
吉田千秋 さん

富山県の「万葉線」など、地方鉄道の廃線の危機を救ってきた

那珂湊おさかな市場

ひたちなか海浜鉄道「那珂湊駅」で下車し歩くこと約10分。那珂湊漁港前の「那珂湊おさかな市場」に到着する。市場や水産業者直営の鮮魚店では地魚に旬魚を取り揃え、多くの観光客が買物中。近海ものの活きのいいカレイやヒラメ、その場で味わう生牡蠣など、目移り必至!購入した魚は宅急便で配送も可能。食事処も併設され、なかでも「回転寿司 森田」は大きなネタが大人気。8時からの営業ながら連日行列ができる。

森田水産の兼谷さん。「アサリ、本蛤など、春が旬の貝が続々入荷します。那珂湊名物の岩牡蠣も夏が近づくと店頭で食べられますよ!」

大洗町

茨城県の港町「大洗町」は、日本三大民謡の一つ「磯節」にも登場する白砂青松の景勝地。大洗磯前神社の神磯の鳥居やマリンスポーツ、塩分濃度が高い温泉、海鮮グルメなど、海を満喫できる。
「『神磯の鳥居』は、荒々しい波飛沫が勇ましく砕ける海の中に神々が降り立ったとの伝説があり、鳥居越しに昇る朝日を狙い全国からカメラマンが押し寄せる日の出の絶景スポットです」と平沼さん。
町を散策後はお楽しみの海鮮グルメ。老舗活魚卸「魚忠」が路地裏で営む人気魚介料理店「ちゅう心」でランチをいただいた。
「鮮魚店が母体ゆえ、カナガシラやホウボウなど、市場に出回らないような極上天然物を楽しめます」と魚好きな平沼さんがテンション高く説明してくれる。大洗や那珂湊漁港で水揚げされたという地魚の海鮮丼をいただき、その美味しさにライターもテンションマックス!春は鯛や本蛤などが旬、またシラスのかき揚げや卵とじなど、唾涎ものメニューが続々と登場予定。

海の中に立つ『神磯の鳥居』

むっちりとした真鯛に、うっすらピンク色を帯びた鱸やコチ、石持、フグ…、コリッとした歯応えと旨味がたまらない地魚丼¥2,200

大洗町役場 商工観光課
平沼 健一 さん

刺身はもちろん魚介のグラタンも大好物!

ちゅう心

東茨城郡大洗町磯浜町987
029-267-5134
11:30~14:00
17:30~22:00
火曜定休
※月1回水曜不定休

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おみたまプリン

おみたまプリン
4個入 2,060円
たまご産出量日本一の茨城県。こだわりの県産品食材で作られた極上プリンはぜひ味わってほしい一品!

おみたまヨーグルト

おみたまヨーグルト
6本(500ml) 2,500 円
茨城県内一酪農が盛んな地域、小美玉市で作られた生乳を100%使用。ブルーベリーも小美玉産と地元の美味が集結

販売ショップ

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