2017年
11月号
11月号
第21回「国際現代」水墨画公募展 向山和子主宰|Report KOBE
水墨画や墨彩画の公募展「国際現代」水墨画展が、9月21日~24日、兵庫県県民会館の大展示室と中展示室で開催された。東ヨーロッパのハンガリー、札幌市、茨城県、千葉県、東京都、関西一円から、一般の部では120点、学童の部では285点の、合計400点を超す作品があつまり、4歳~91歳の幅広い年代の力作が展示された。
生田神社の楠やベトナムの海景や抽象画などの現代感覚の絵から、伝統的な山水画、花鳥画まで変化に富んだ作品が並ぶ。学童の部では神戸市立谷上小学校全学童、他の小学校、幼稚園、茨城県の学童、園児たちが腕を競いあった。
同協会会長で主宰者の向山和子さんは「個性豊かな作品が揃い、展覧会が年々充実して来た」と喜んだ。会場に来られた生田神社名誉宮司加藤隆久さんは「大人の絵は素晴らしいが、285点の子供の絵は大人以上に大変素晴らしい」と話した。