2026年
10月号
10月号
神戸ビーフのプロフェッショナル カワムラがお届けする神戸ビーフ講座㉚
大正~昭和前期の肥育①
新蔓による但馬牛の系統育成は大正~昭和にかけておこなわれましたが、この頃牛は農耕や運搬に使役されるだけでなく食用としても重要性を増し、そのために本格的な肥育がおこなわれるようになったようです。
兵庫県では明治時代にすでに農家の副業として肥育がおこなわれていたそうですが、大正9年(1920)になると兵庫県畜産共進会に肉牛部門が発足し品評会がはじまり、肥育が産業として広がります。当初の品評会では有馬郡、つまり三田牛の産地が圧倒的に強く、その後隣接する多紀郡(丹波篠山市)や美嚢郡(三木市・神戸市北区)からも入賞牛が多く出るようになりました。これらの地域は現在でも高い肥育技術を誇り、神戸ビーフの主産地となっています。















