7月号
ラグジュアリー・ウェルネスリゾート 「洗心和方」
海と夕陽と温泉と…。
うつろいゆく淡路島の景色とともに美しく、静かな、癒しの時間を。
淡路島の西海岸に佇む湯宿『洗心和方』。刻々と表情を変える播磨灘の海景色とともに、何もしない時間が贅沢へと変わる、そんな癒しの滞在がここにはある。
和モダンな建物は、旧「海若の宿」を改装。社寺建築で知られる〝日本最古の企業〟『金剛組』が手がけた旅館建築の歴史的価値や趣を残しながら内装を一新し、昨年7月に開業。今年2月には日本庭園や門、回廊も整備され、建物と庭と海がつながる唯一無二の空間が完成した。
象徴的な回廊を手掛けたのは、栃木を拠点とする宮大工集団「鵤工舎」。精巧な技術を宿しながらも、つくり込みすぎない佇まいが庭園と自然に重なり合う。庭は庭師集団「独歩園」によるもので、吉野川の川石や滋賀・永源寺の石など、多様な表情を持つ石が配され、潮風や光、緑の揺らぎが五感を静かに満たしていく。
全20室の客室は全てオーシャンビュー。天然温泉露天風呂付和室の「スイートルーム」、展望風呂付和室の「デラックスルーム」、檜風呂を備えた洋室や和室など、滞在スタイルに合わせて選べる。どの部屋からも播磨灘を望め、日本の〝夕日百選〟にも選ばれた絶景が訪れる人を静かにもてなす。夕陽のグラデーションをはじめ、海に映る太陽や月のきらめきをただただ眺めるのは、この地ならではの特別なひとときだ。
客室の風呂に加え、淡路島では珍しい源泉かけ流し温泉「洗心の湯」も備える。夕陽や月の景色を湯けむり越しに眺め、湯上がりには大きな窓から海を愛でるバーラウンジで静かにグラスを傾けるのもいい。レストランにも海を望む個室が用意され、「御食国」と称される淡路島の恵みを、炭火焼など古来の知恵と技に基づいた〝和方〟でいただける。
どの場所にいても海を感じ、島の季節を感じる、心ほぐれる時間が流れている。特に夏は日が長く、空と海がオレンジからピンク、紫、濃紺に移り変わるマジックアワーをゆっくりと楽しむことができる。この桃源郷のような景色を独り占めするためだけに、わざわざ訪れたくなる。

庭と海を結ぶ回廊の道

最上階からの眺望を独り占めできる「デラックスルーム」。客室にある檜風呂からも播磨灘を望むことができる

日本三大瓦の淡路瓦を使用したエントランス

大浴場では地下深くから沸く源泉かけ流しの天然温泉を愉しめる


日本庭園の専用庭を備えるスイート「離れ」は72㎡と広々。客室に信楽焼の内風呂と源泉掛け流しの露天風呂付き。約20畳のリビング&ベッドルームは引き戸で仕切ることもでき、長期滞在や家族での宿泊にもおすすめ



伝統工芸を展示するロビー

パソナグループが展開する長期熟成古酒『INISHIE 匠』や厳選されたウイスキーを楽しめるバーラウンジ

8月31日(月)までは淡路島産鱧を味わい尽くす宿泊プランがおすすめ
湯宿『洗心和方』
淡路市野島蟇浦150
0799-64-9800
アクセス:淡路ICから車で約18分
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