2012年
8月号
7月14日、オープニングレセプションに参加したジャガー・ランドローバー・ジャパン(株)ラッセル・アンダーソン社長と橋本社長(写真上)

神戸 旧居留地ものがたり Vol.11

カテゴリ:神戸,

旧居留地に心躍るショールーム誕生

株式会社 神戸マツダ
代表取締役社長 
橋本 覚さん

7月14日、旧居留地に「ジャガー・ランドローバー神戸中央」がオープン。気軽に立ち寄れるブティックのような空間がイギリスのプレミアムブランドを身近に感じさせてくれる。

―長年の夢だったジャガー・ランドローバーのショールームを歴史ある旧居留地でオープンするに至った経緯を教えて下さい。
橋本 兵庫県内では明石と西宮でジャガー・ランドローバーを扱っていたのですが、その中間の神戸には販売店を持っていませんでした。今回、再編に伴って販売店の募集があり、それに応じました。色々なショールームを見て回りました。東京ではウォークイン型・ブティック風のショールームがかなり一般的になっています。神戸で成功するかは分からないのですが、ジャガー・ランドローバーというプレミアムブランドであれば、できるのではないかと考えました。神戸には今までなかったタイプのショールームです。しかもサテライト店ではなく、その場で車を売る販売店。実験的にやってみようと思ったのですが…、かなりの費用がかかった実験といえますね(笑)。
―旧居留地でのオープンには思い入れがあったのですか。
橋本 元々、外国人がやってきて、イギリス人の土木技師のJ・W・ハートが開拓し、多くの外国人が住み、1899年に神戸市に返還されたた街です。神戸の中心地はどこかと考えると、やはり旧居留地です。決して当初から旧居留地にと考えていたわけではないのですが、あちらこちら探して、色々な候補地の中から結果的に、イギリスにゆかりのある街で、イギリス発祥のプレミアムブランドのショールームをオープンすることになりました。縁があったのでしょうね、感慨深いものがあります。しかも今年は、エリザベス女王即位60年、ロイヤルファミリーにも乗っていただいてる車です。そして、ロンドンではオリンピックも開催されます。イギリスの記念すべき年にオープンできたのも、単なる偶然ではないようなワクワクする思いです。
―新しいショールームの特徴とは。
橋本 どなたにでも、お買いもの途中でも、ブティックをのぞくように気軽に立ち寄っていただけるショールームにしています。ジャガー2台、ランドローバー2台を展示しています。入口の空間にも車を置き、歩いている方にも見ていただける仕掛けをしています。
―お客さんにとっては便利なショールームですね。
橋本 そうでもないんです。車のショールームといえば、普通は車で来て、そこにはサービスがあり、修理も頼める。ところがここには駐車場もありません。お客さまにはかえってご不便をおかけするショールームかもしれません。しかし、今まで「プレミアム&ニッチ」だったブランドを、できれば「プレミアム&ポピュラー」に近づけたいという思いもあります。例えば、展示している「RANGE ROVER EVOQUE」の価格は450万円からです。30代の方にでも乗りたいという夢を持っていただける車です。ジャガーは白髪の紳士が乗るものだと思っていませんか?決してそんなことはないんです。たくさんの方に見ていただいて、もっと身近に感じて欲しいと思っています。
―ジャガー、ランドローバーそれぞれの魅力を教えて下さい。
橋本 ジャガーは美しくて速い車です。外から見るとエレガントで上品。ところが中身は高性能。優雅なスタイルの下に隠された牙。まさにジャガーです。ランドローバーは、4WDだけを製造する世界で唯一のメーカーです。どんな路面にも対応するテクノロジーで、オンロード・オフロード両方で楽しんでいただけます。
―コンセプトが全く違う車ですね。
橋本 イギリスの中間層のご家庭では2台所有していて、ウィークデーはジャガー、ウィークエンドはランドローバーと使い分けているようですね。内装の美しさ、その空間にいる人がゆったりと幸せな気分になれるような心遣いという点では共通するものがあります。
―昨年創立70周年を迎えた神戸マツダが提唱する「アフターサービスカンパニー宣言」とは。
橋本 以前からある考え方ですが、お客さまに車を販売するだけが商売ではなく、そこからお客さまのカーライフを充実したものにするためのお付き合いが始まるというものです。安心・安全・快適はもちろんですが、経済的で環境に優しいカーライフのお手伝いを目指しています。
―時代のニーズに応えて一歩進んだ考え方ですね。旧居留地の盛況をお祈りしています。ありがとうございました。

7月14日、オープニングレセプションに参加したジャガー・ランドローバー・ジャパン(株)ラッセル・アンダーソン社長と橋本社長(写真上)


究極のスポーツカー「XKR-S」2013年モデルは注目


「一流ブランドが進出したことで、おしゃれなカフェも増えた。神戸旧居留地初となる車の一流ブランドが誕生した」と、
旧居留地連絡協議会会長・野澤太一郎さん


「プレミアム&ニッチ」から「プレミアム&ポピュラー」へ。レセプションで決意をのべる橋本社長


大丸神戸店を中心にブランド店が建ち並ぶ旧居留地。
車のショールームとしては初めての出店となる


レンジローバーイヴォークは、スタイリッシュでコンパクトなプレミアムSUV


ウォークイン型のブティック風ショールームとして注目をあびる


橋本 覚(はしもと さとる)

(株)神戸マツダ 代表取締役社長
1961年生まれ。1985年一橋大学法学部卒業、同年住友銀行(現三井住友銀行)入行。ボストン大学にて国際銀行法学修士取得・ニューヨーク勤務等を経て1996年退職。同年㈱神戸マツダモータース入社。2000年㈱神戸マツダ代表取締役社長就任。2009年全国マツダ販売店協会副会長就任。

〈2012年8月号〉
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ボイジャー・オブ・ザ・シーズ神戸に
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