2月号

「兵庫産ご当地カクテル」登場/カクテル・コンペ
キリンビールマーケティング神戸・JA兵庫六甲・神戸メリケンパークオリエンタルホテルが共同で企画
地元兵庫の食材の魅力を広く伝えたいという思いが一致した、キリンビールマーケティング神戸支社、JA兵庫六甲、神戸メリケンパークオリエンタルホテルが共同で、兵庫県産の農産物を使った「ご当地カクテル」を開発した。
JA兵庫六甲がおすすめする兵庫県産品を使ったオリジナルカクテルのレシピを、神戸メリケンパークオリエンタルホテルのスタッフから募集、コンペを開催して選ばれたカクテル3種類が実際に販売される。第一弾となる今回は、北区有野町二郎で栽培される「二郎いちご」を使用したカクテルが発表された。
最終審査は1月15日に開催され、兵庫県農政環境部部長・伊藤聡さん、料理研究家の白井操さんらの審査員により優勝者を決定。アルコール部門、ノンアルコール部門、清酒部門の3部門で、味やネーミングなどを評価対象に選ばれた、3種類の「ご当地カクテル」が誕生した。
アルコール部門優勝は吉川純さんによる『二郎フロマージュ』。カシスリキュールやはちみつ、マスカルポーネなどを使用し、「いちごのチーズケーキのような味わい」に仕上げた。
「福寿 超特撰純米酒」を使用した清酒部門は、中村武士さんによる『ポートタワー』。ポートタワーやモザイクの観覧車の光をイメージし、口に入れた瞬間のはじける音や食感も楽しめるキュートなカクテル。ノンアルコール部門は蜂尾真央さんの『ストロベリーキス』。牛乳やキリンオレンジ100、グレナデンシロップ等を使い、見た目にもかわいい「大人のミックスジュース」をイメージした。
これらは2月1日から3月31日までの期間限定で、神戸メリケンパークオリエンタルホテルのスカイラウンジ「港‘s」で特別販売される。第二弾、第三弾はそれぞれ3月に「トマト」、5月に「小松菜」が予定されている。

左から、アルコール部門「二郎フロマージュ」、清酒部門「ポートタワー」、ノンアルコール部門「ストロベリーキス」

深い甘みが特徴の二郎いちご

左から、優勝者の中村武士さん、吉川純さん、蜂尾真央さん

審査員は、左からJA兵庫六甲常務理事・柳瀬博彰さん、料理研究家・白井操さん、兵庫県農政環境部部長・伊藤聡さん、キリンビールマーケティング(株)神戸支社長・尾﨑秀雄さん、神戸メリケンパークオリエンタルホテル総支配人・平石豊さん

いちごの香りに包まれたコンペ会場

社内コンペを勝ち抜いた9名が最終審査に参加
