8月号
神戸マラソンがつなぐ 人の輪
アサヒビール株式会社から、昨年の神戸マラソンに参加した皆さんに、走った感想をうかがいました。
ベテランも初心者も参加した神戸マラソン
―どのぐらい前からマラソンを始められたのですか?
浦田 6年ほど前に、「初めてのランニング教室」に通い始めたのをきっかけに、それまで長距離走は大嫌いだったのですが、なぜか半年後にはフルマラソンに申し込んでおりまして(笑)これまでフルマラソンは10回以上走っています。今回はお友達と4人グループで、チャイナドレスを着て走りました。けっこう仮装して走っている人も多くて、仮装してる人同士の連帯感も生まれて声を掛け合ったりしました。
清水 すごい余裕!(笑) 僕は、フルマラソンは今回初めてだったんです。神戸マラソンに出場してみないか、と、木谷さんに誘われて、走り始めたのは半年ぐらい前からでした。当日、最後の方はもうフラフラで歩いているような状態でしたが、なんとか制限時間ぎりぎりでゴール。沿道の方が声援をおくってくださるので、なかなか足を止めて休んだりできないんですよ(笑)。
木谷 僕はトライアスロンをやっていて、ランが弱いので強化しようと練習を始めたのが今回につながっています。スタミナには自信があるんです。
清水 木谷さんは水泳が強くて、今年も岐阜大会(障害国体)に出場される選手なんですよ!
福原 私は抽選で落ちて走れませんでした…。ウェアをすべてそろえて準備していたのに。当日は応援に行きましたよ。でも結局、人が多くてどなたにも会えなかったんですけど(笑)。
旨いビールを飲むために走る!
―当日、走られての感想は。
木谷 コースが良かったですね。まず都会からスタートして、途中には一ノ谷などの山があって、海がずっと見えて、明石海峡大橋のところで折り返し。最後にポートアイランドへ渡る神戸大橋の上から、今まで走ってきたコースが見えたわけですよ。ああ、向こうまで走ったんだなあ、という達成感が味わえました。
浦田 学生ボランティアの方が多くいらっしゃったのですが、可愛い方が多くて(笑)。若い方だけでなくお年寄りの方も沿道に椅子を出して腰掛けながら応援してくださっていました。
清水 沿道で応援されている一般の方が、バナナやチョコレートなんかを持ってきて渡してくれるんですよ。
浦田 神戸のスイーツが食べられる、ということで楽しみに参加した方も多かったと思うのですが、それがあっという間になくなってしまって。私も残念だなと思っていたのですが、逆にそうして一般の方がくださるお菓子が嬉しかったです(笑)。
木谷 垂水漁港では大漁旗を振って応援してくださったり。
福原 市役所の辺りでは獅子舞も出て応援していましたね。
木谷 とても嬉しかった応援の旗があって、「しんどいやろー」と表に書かれていて、それを裏返したら「あと少しやで!」というメッセージが現れる旗。それを見てよっしゃーがんばろうと思いました。
清水 そういう、交流は本当に嬉しかったですね。今日、座談会をしている「焼き鳥のんちゃん」の、辻野社長さんは、僕たちがマラソンに参加するということで、激励のため全員に入浴剤をプレゼントしてくださったんですよ。実は今年、当選したのは僕だけなんです。目標は5時間を切りたいと思っています。毎週ジムでのトレーニングや、走り込みを続けているのは、神戸マラソンのためと、それから運動の後においしいビールを飲むためです。
福原 うまくまとまりましたね(笑)。
座談会場所 「焼き鳥のんちゃん別館」
神戸市中央区北長狭通 1-8-2