2014年
1月号
1月号
耳よりKOBE 文化・芸術の分野で活躍する親和学園の卒業生の集い「和ON祭」
文化・芸術の分野で活躍する親和学園の卒業生の集い「和ON祭」が、去る11月14日から19日まで、さんちかホールで開催された。第4回目となる今回は28作品が出展。絵画、彫刻、書、写真、陶芸など多彩な作品がならんだ。
生田神社加藤宮司の奥様・昌子さん(7回生)は、生命感にあふれた伸びやかな書を披露。藤原京子さん(26回生)は、どこか懐かしさをおぼえる張り子をユーモラスな姿に仕上げた。奥谷育代さん(29回生)は、花々に囲まれた女性を優しいタッチで描いた。平井芙美さん(62回生)は、独特のタッチでパステルを使い女子学生を描いた。
そんな中でも、一風変わった作品で注目を集めたのが、渡邊知子さん(25回生)のキルト・デンマーク刺繍。明るい色調のキルトを使用して祝福ムードに包まれる街の風景を描いた。35年前にお子さんが誕生したときに、デンマーク刺繍を始め、今回は初孫の誕生を作品で表現したとか。
また会期中は、切り絵教室やミニブローチ教室、ビーズアクセサリー教室などのワークショップ、さらには手作り作品を販売するバザーコーナーも設けられ、来場者の目を楽しませた。