2011年
12月号

日本の文化「お葬式」を守り、 継承していくために

カテゴリ:, 神戸, 経済人

神戸で皆様とともに72年 株式会社公詢社

「フューネラル神戸四季」 オープン

今回、我が社の本社ビルをリニューアルし、「フューネラル神戸四季」をオープンしました。日本独自の「お葬式」という文化を守り、継承していくため、今一度原点に立ちかえるという気持ちを込め、館内は和風の設計に致しました。北区の「フューネラル神戸迎賓館」は洋館ですから、対照的なのです。非常に落ち着いた雰囲気だと、おかげさまでご好評をいただいており、またお寺の関係者の皆さまには、お経がとても良く響くとお褒めのお言葉をいただいております。
おもてなしの特徴としては、当館ではご葬儀の運営や進行などのスタッフは、すべて女性が行っております。また納棺師も女性です。彼女は北海道に数年修業に行き、このたび当館に戻って参りました。女性ならではのやさしさ、お母さんのぬくもりのようなおもてなしの中で、お別れをしていただきたいという思いからです。
近年では、さまざまなお葬式の形が現れており、日本人に引き継がれてきた、心のこもった地域のお葬式というものが失われつつあるのではないかと、私は危惧しています。またこれまで、ご葬儀というと葬儀社がすべて価格を決めてきましたが、当館では、ご家族様からご予算をいただき、予算に合わせたお式を提案させていただきたいと思っております。それが現代に合った形であり、日本の葬儀文化を守るためには必要なことです。「この道の王道を、正々堂々と歩んでいきたい」というのが願いであり、社員たちにも常々言い聞かせています。
私がパーソナリティをつとめるラジオ番組「あるがままに」では、ご葬儀や命、出会いについてのお話をさせていただいております。葬儀業界のラジオ番組は全国でも珍しいそうですが、皆さまにもぜひお聞きいただき、ご葬儀文化や日本の心についてお考えいただく機会になれば大変嬉しく存じます。(ラジオ関西「あるがままに」毎週日曜日21時~21時30分)

1階ホール(前方にはスクリーンが下り、プロジェクターでお写真等を投影することができます)

2階ホール(ご家族葬にお使いいただきやすい広さです

あしらいに日本の四季を感じる

株式会社 公詢社
取締役社長 𠮷田 長二 さん

フューネラル神戸四季

フリーダイヤル0120-18-4440
神戸市兵庫区西宮内町2-18 
TEL.078-671-4440

月刊 神戸っ子は当サイト内またはAmazonでお求めいただけます。

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