4月号
ひゃ~!神戸~茨城空港は約75分 歓声がこだまする 絶景、春の茨城・栃木へ飛行機旅
春の茨城&栃木には観光も、グルメも、神戸では出会えない、魅力がいっぱい!
魅力度トップでしょう!?
『都道府県の魅力度ランキング』で毎年、安定の最下位を誇る(!?)茨城県と、下位争いの常連に名を連ねる栃木県。本当に魅力がないの?この目で確かめに行ってきました。そして、あふれる魅力と温かなおもてなしに、速効でノックアウト。
神戸っ子編集部としては魅力度、全国トップクラスです!
特筆すべきは、両県の絶景スポット。茨城県では、青一色のネモフィラに、日本最大級の歩行者用吊橋、日本三名瀑。一方の栃木県では、日本一の藤の花ほか、神秘的すぎる巨大地下の採石場跡も必見。
神戸空港から茨城空港へはスカイマークの「神戸-茨城線」が1日2便就航、最短75分で行くことが可能。隣の栃木へも車や鉄道を使えば1、2時間。
春休みやGW、思い出に残る旅行の行き先に迷っているならば、ぜひ茨城&栃木へ、春の絶景旅に出かけてみてはいかが。
茨城の観光
ひたちなか市
国営ひたち海浜公園
青色のパノラマ絶景
園内の「みはらしの丘」が青いネモフィラの花で埋め尽くされる絶景は、見ると必ず自慢できること請け合い。ベテランの職人さんと共に育てる苗の数はなんと450万本。丘の頂上からは太平洋も望め、花&空&海のブルーのハーモニーが見事!見頃は4月中旬から5月上旬まで。
【住】茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4
【電】029・265・9001
【HP】http://hitachikaihin.jp
大子町
国名勝 袋田の滝
四度どころか何度でも!
高さ120m、幅73mの大きさを誇る日本三名瀑の一つ。かつて西行法師も「四季毎に訪れて初めて本当の良さがわかる」と絶賛したとか。滝に近い温泉宿「豊年万作」では、奥久慈しゃもなどの地元の美味をランチでも楽しめる。宿の敷地内で販売するアップルパイは売切必至の人気ぶり。
【住】茨城県久慈郡大子町袋田3-19
【電】0295・72・4036
(袋田観瀑施設管理事務所)
まだある おすすめスポット
常陸太田市
竜神(りゅうじん)大吊橋
日本最大級の歩行者専用吊橋
竜神峡にかかる全長375mの吊橋。竜神ダムや竜神湖を眺めながら飛ぶ日本一の高さ100mからのバンジージャンプも人気で、過去には83歳の挑戦者も!
【住】茨城県常陸太田市天下野町2133-6【電】0294・87・0375(水府振興公社)
【HP】http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/
日立市
御岩神社(おいわじんじゃ)
全国トップクラスのパワスポ
188柱もの神仏が祀られ、ここにお参りすれば、日本のほとんどの神様にお参りできるという。ご神木「御岩山の三本杉」は「森の巨人たち百選」にも選定。
【住】茨城県日立市入四間町752
【電】0294・21・8445
【HP】http://www.oiwajinja.jp/
茨城の海沿いのまち
日立市
カフェ&ダイニング 海音(シーネ)
海まで数mの絶景カフェ
温泉旅館を改装した宿泊施設「うのしまヴィラ」内のカフェ。いばらき観光マイスターS級の資格を持つご主人の原田さんが地元情報を織り交ぜながら楽しく接客。料理は奥様の担当で、契約農家から届く野菜や地魚を用いたランチや自家製スイーツが人気。かつて西行法師も絶賛した、海鵜が飛来する海の絶景を望み、のんびり。
【住】 茨城県日立市東滑川町5-10-1
【電】0294・42・4404
【HP】http://unoshima-villa.com/
日立市
道の駅 日立おさかなセンター
うまかっぺ♪ マイ海鮮丼
地元鮮魚店が軒を連ねる市場スタイルの施設。人気は「あかつ水産」の「味勝手丼」。白飯(味噌汁付80円~)を購入後、好みの具を選んで、買って、トッピング。地魚の平目やノドグロのほか、久慈漁港に揚がってすぐの白魚など、30種以上の海鮮がズラリ(※)。好きな具をドン(丼?)と盛ってかきこむ、至福の時を堪能! ※水揚げ状況により異なる
【住】茨城県日立市みなと町5779-24
【電】0294・54・1008(あかつ水産)
【HP】http://hitachi-osakana-center.com/
マイ海鮮丼ができるまで
まだある おすすめスポット
日立市
シーバーズカフェ
空中からごめんあそばせ
JR日立駅に直結する全面ガラス張りのカフェ。まるで海に浮いているような空間で、インスタ映えするパンケーキやスムージーなどを味わえる。
【住】茨城県日立市旭町1-3-20
【電】0294・26・0187
【HP】http://seabirdscafe.com/
茨城のうまいもん
ひたちなか市
大丸屋(だいまるや)
ほしいもがほしい時はココ
生産量日本一を誇る、ほしいも王国のひたちなか市。なかでも畑で育てた芋を蒸し、天日乾燥させて、無添加で手作りする「大丸屋」のほしいもはピカイチ。関西でおなじみの平べったいほしいもだけではなく、たくわん?と見間違うような(笑)、丸のまま干した「丸干し」や焼芋のほしいも、ほしいもジェラートなども絶品。
【住】茨城県ひたちなか市釈迦町18-38
【電】029・263・7777
【HP】https://www.e-daimaruya.co.jp
鉾田市
雅(みやび)ファームほくほく
冷たい焼き芋って!?
地元産の農作物と自社工場による手作り加工品の直売所。なかでも注目は冷やし焼き芋プレミアム「夢ごこち」。茨城県産紅はるかを長期熟成させ、じっくり焼き上げて冷凍。完全に解凍するとトロ~リ、半解凍ならシャリッ。スイーツを超える美味しさでまさに夢心地に!ほかにも冷やし焼き芋を使って作るドリンク「飲む焼き芋」も人気。
【住】茨城県鉾田市上釜588-17
【電】0291・34・4578
【HP】https://www.mube6.com/
大洗町
夕日の郷 松川
茨城屈指の絶景夕日
涸沼を臨む交流センター。湖を真っ赤に染める絶景の夕日を眺めながらBBQできる。地元産の野菜や肉も用意してもらえて楽チン(要予約)。
【住】茨城県東茨城郡大洗町成田町2573-1
【電】029・212・3900
【HP】http://uhimatsukawa.wixsite.com/matsukawa
栃木の観光
宇都宮市
大谷(おおや)資料館
地下30mに広がる神秘空間
栃木県の銘石「大谷石」の採石場跡を公開。地下30mに広がる空間は東京ドームがすっぽり入ってしまうほど広く、さながら古代のローマ遺跡のように、壮観で幻想的。採掘が本格的に始まった江戸中期頃はツルハシによる手掘り採掘だったというから、その苦労の様子がしのばれる。柔らかく加工しやすい大谷石は、建築資材に使われていて、旧帝国ホテルもこの石を採用していたそう。現在では映画のロケ地やコンサート、美術展会場などにひっきりなしに活用されるなど、栃木の超人気観光スポットとしての地位をキープ。
【住】栃木県宇都宮市大谷町909
【電】028・652・1232
【HP】http://www.oya909.co.jp/
日光市
日光東照宮
猿は三匹じゃなかった?
徳川家康公を祀る神社。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻で有名だが、実は猿は三匹が彫られた一面のみならず、八面もあるのはご存じでしたか?赤子から幼少、青年、大人になってからは仕事で挫折をした猿を仲間が励ましたり、恋をして結婚したり。猿の一生を表す全八面の彫刻で、人間としての正しい生き方を示しているそう。三猿はそのなかの一つだったとは、今回初めて知りました(反省)。
また、4/29(日)~5/5(祝・土)は特別企画として、昨年に修理竣功した陽明門のライトアップを実施。
美麗荘厳な世界の宝を拝みに、ぜひ栃木へお出かけあれ。
【住】栃木県日光市山内2301
【電】0288・54・0560
【HP】http://www.toshogu.jp/
足利市
あしかがフラワーパーク
圧巻! 奇蹟の大藤
アメリカのCNN「世界の夢の旅行先10カ所」に日本唯一で選出された花のテーマパーク。なかでも樹齢150年の時に日本初で移植に成功し、「奇蹟の大藤」との異名を持つ藤は必見。広さ1000㎡の大藤棚のほか、約80mもの白藤のトンネル、きばな藤のトンネルなど、350本以上の藤が咲き誇る。見頃は4月中旬から5月中旬。
【住】栃木県足利市迫間町607
【電】0284・91・4939
【HP】https://www.ashikaga.co.jp/
日光市
JR日光駅
『白い貴婦人』と呼ばれる駅舎
昨春に修繕され、より美しくなった大正元年建設の歴史的駅舎が評判となっているJR日光駅。「白亜の洋館」と呼ばれる駅舎の二階には、国鉄時代の旧一等旅客専用特別待合室「ホワイトルーム」があり、誰でも自由に見学できる。一階には大正天皇が日光へご静養のため訪問された際、ご滞在頂いた貴賓室がある(通常は非公開)。
日光市
東武鉄道鬼怒川温泉駅
駅前広場の足湯でほっこり
東武鉄道鬼怒川温泉駅では、鬼怒川温泉のキャラクター・鬼怒太の像が出迎え。駅前広場には無料の足湯「鬼怒太の湯」が整備され(9~17時)、温泉を堪能できる。
栃木のうまいもん
日光市
日光花いちもんめ
いちご王国でいちご狩り
生産量50年連続日本一!「いちご王国・栃木」でいちご狩り30分食べ放題はいかが(大人1700円~※時期により異なる)。「とちおとめ」や「やよいひめ」など、その甘さと瑞々しさは一度味わうと忘れられない!と県外から来る人も多数。敷地内には日本有数の「ベゴニア園」や「小動物ふれあいコーナー」もあり、家族連れも多い
【住】栃木県日光市小佐越800
【電】0288・77・0866
【HP】http://www.nikko-hanaichimonme.jp/
宇都宮市
宇都宮餃子『さつき』
自分で作るとより美味しい
今や全国区人気の宇都宮餃子。市内の餃子提供店は300軒以上。店によって形や味が異なるので、食べ比べも◎。今回は「さつき」で餃子作り体験に挑戦。栃木県産の野菜や豚肉「とちぎゆめポーク」を用いた具を包み、茹で&焼き&揚げで試食♪餃子作り体験:約2、3時間、一人1600円、ご飯・飲み物・餃子スイーツ付。
【住】栃木県宇都宮市徳次郎町190-4
【電】028・688・0106
【HP】http://www.satsuki-gyoza.com/
日光市
日光金谷ホテル
復刻!100年前のハイカラレシピ
現存する日本最古の西洋式リゾートホテル。かつて夏目漱石やフランク・ロイド・ライト、アインシュタインといった国内外の要人も宿泊した、140年以上の歴史をもつ。本館1階のラウンジでは、2003年にホテルの蔵から発見された大正時代のカレーのレシピを再現した「百年カレー」も楽しめる。
【住】栃木県日光市上鉢石町1300
【電】0288・54・0001
【HP】https://www.kanayahotel.co.jp/
おすすめ宿泊施設
常陸太田市
里山ホテル ときわ路
ゆったり里山時間を堪能
花やハーブに囲まれた里山で、大自然を感じながら宿泊できる。畑で摘みたての野菜をディップで食べたり、森を眺める空中グランピングをしたり、様々な体験ができるワークショップも素敵。例えば、朝、テント脇でいただくコーヒーも、火起こしから始めるなど、時間をゆっくりと過ごす演出がいっぱい。都心のホテルにはない、心豊かな贅沢な時間を過ごそう。
【住】茨城県常陸太田市増井町1800
【電】0294・72・4141
【料】1泊2食付き 9,750円~、+3,000円で特別イタリアンディナーに変更可(サービス料・消費税込)
【HP】http://satoyama-hotel.com
日光市
鬼怒川グランドホテル 夢の季
9つの湯殿を巡る楽しみ
温泉好きなら一度は訪ねたいと思う鬼怒温泉郷。その高台に建つ、日本庭園を囲むように設計された湯宿。温泉は男女入替制、館内で9つの湯巡りを楽しめる。泉質はアルカリ単純温泉で無色透明、音を立てながら流れ落ちる滝を眺めながらの露天はリラックス度200%。手の込んだ料理はどれもしみじみと美味しく、豊富に揃う地酒と共にぜひ!
【住】栃木県日光市鬼怒川温泉大原1021
【電】0288・77・1313
【料】1泊2食付き 15,000円~(サービス料込・消費税&入湯税別)
【HP】http://www.kgh.co.jp/