11月号
第6回 KOBE豚饅サミットⓇ 2016 11月10日(木)~13日(日)
被災三都市を豚饅で元気に!
11月11日の「豚饅の日」に因んで開催される「KOBE豚饅サミットⓇ」。
今年のテーマや見どころについて、発起人の一人、
老祥記代表取締役の曹英生さんにお話しいただいた。
神戸の秋の〝食の風物詩〟
四興樓さん、三宮一貫楼さんと一緒に発起人になり2011年に始まった「豚饅サミットⓇ」も今年で6回目です。お陰様で昨年も発起人3店舗のサミット限定詰め合わせだけでも2千食完売、2~3時間待ちという大盛況でした。諦めた方もたくさんおられたようで申し訳なく思っているほどです。
今年も豚饅のお店だけでなく、専門学校や大学も参加して工夫を凝らしていただき、自慢の豚饅の数は15まで増え、ビストロ近藤亭さんのワインやキリンビールさんのドリンクブースも加わり、一段と賑やかなイベントになりそうです。今や神戸の秋の〝食の風物詩〟の一つになったと思っています。
被災3都市が豚饅を通して元気に
発起人3店舗の今年の大きなテーマは熊本産の食材を使うことです。老祥記は森谷商店から熊本産ブランド豚を仕入れて伊藤グリルさんのシチューとコラボ、四興樓さんは熊本産のレンコン、三宮一貫楼さんでは「くまもと あか牛」を使い、少しでも熊本を支援しようと考えました。熊本からも豚饅の人気2店舗が参加する予定です。
第1回開催以来5回、収益の一部を活用して、翌年の1月17日に宮城県の被災地へ行き炊き出し会場で豚饅を配り、点在している避難所へもお届けする活動を続けてきました。来年1・17には、熊本地震後未だ復興が進まない益城町へ行きます。仙台からも炊き出しを手伝いに来てくださり、被災3都市が豚饅を通して元気になって、感謝の気持ちを表現したいと考えています。
クイズに勝ち残ったら豚饅1年分プレゼント
KOBE豚饅娘も今年で6代目。歴代の豚饅娘は、豚饅1年分やグルメツアー、真珠、ディナー券など賞品もさることながら、PRイベントや炊き出しに参加します。1年間の活動が良い思い出になり、次の豚饅娘に引き継ぐ時にはみんな泣きながらです(笑)。
豚饅1年分は、10日の前夜祭で皆さんにクイズに参加いただき、最後まで残ったらプレゼントいたします。楽しみにしてください!
第10回を目指し国際色豊かなイベントに
今後も神戸の良い店にどんどん参加いただきたいと思っています。さらに10回目を迎える、東京オリンピック開催の2020年をめどに、海外の店舗にも参加いただく国際色豊かなイベントにしていきたいと考えています。
神戸には海外に人脈やつてを持つ方がたくさんおられますから、ご相談させていただきながら、今から構想を立て動き始めようとしています。
曹 英生 さん
老祥記代表取締役