2017年
1月号
1月号

線と線の連続性を表現した応接室。幾何学や水平線を意識したデザインは、フランク・ロイド・ライト建築の特徴でもある
オーガニックハウス『ラッタンバリー』のモデルハウス リニューアルオープン
フランク・ロイド・ライトと生きる
近代建築の三大巨匠の一人に数えられ、「空間の魔術師」の異名をとったフランク・ロイド・ライト。彼が提唱した「有機的建築」の思想を正当に継承した住宅、オーガニックハウス『ラッタンバリー』のモデルハウスがリニューアルオープンした。
これまでは主にハード面、プロポーションやしつらえなど建物の良さにクローズアップしていたが、今回はソフト面を充実しつつライフスタイルに重心を置いて、庭づくりや、内装、インテリアを一新。家具や絵画、ファブリックなど何気ないアイテムのチョイスも変えて、リアリティのある生活提案をおこなっている。
生活感をにじませると建物の良さが際立ってくるから不思議だ。それは、ライトは人間的なサイズを基準にしており、常に住む人の視点や動きにまで心を砕いて空間をデザインしているからなのかもしれない。
世界的建築家の美学を、フランク・ロイド・ライト財団から認定された高い技術を持つオーガニックハウスのフレンドシップメンバー、平尾工務店が実現した、思想と理念のある住まい。色褪せないその普遍的な価値を、モデルルームでぜひ体感してほしい。

直線と曲線が織りなす書斎

線と線の連続性を表現した応接室。幾何学や水平線を意識したデザインは、フランク・ロイド・ライト建築の特徴でもある

ABCハウジング
ハウジングコレクション神戸東
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