7月号

KOBE White Dinner 2019
お洒落・ファッション, 楽しむ, 神戸
令和の幕開け後、初となる「KOBE White Dinner 」が“和”をテーマに日本庭園「相楽園」で開催されました!
新緑のグリーンに映える白、白、白…。子どもも大人も真っ白な服で楽しむ野外ディナーイベント「神戸ホワイトディナー」。第6回となる今回は中山手通りの「相楽園」にて5月18日(土)に行われました。パリ発祥の同イベントに倣って、2014年から毎年神戸市内で実施されてきたホワイトディナー。令和の幕開け後、初のお目見えとなる今年は元号にぴったりの「和」がテーマ。これまでの開催地、メリケンパークや旧居留地などとはガラリと趣の異なる日本庭園・相楽園を会場に、琴の演奏や書道パフォーマンスなど、「和」の雰囲気いっぱいの演出で大いに盛り上がりました。今回の参加者は約500名。白いお花やキャンドル、白い鶴が舞う雅なテーブルも印象的でした。パリではNGの子どもも神戸では参加OKゆえ、白いバルーンやホワイトドラゴンなどがディスプレイされた庭園をホワイトキッズが駆け巡って楽しんでいました。ホワイトディナーでは会場のセットをはじめ、テーブルに並ぶ料理や飲み物も参加者が自らセッティング。各々がたっぷりと時間をかけて計画し、どんな白の世界観を創り上げようか…とワクワク。「デザイン都市・神戸」ならではのクリエイティビティを発揮できるのがこのイベントの醍醐味です。お互いのテーブルや参加者の創造性をリスペクトして来年の再会を約束する、神戸にとって欠かせない人気イベントとなっています。
ホワイトディナーのコンセプトは3つあります。一つ目は 「市民が街を所有する感覚を持つこと」。自分たちの街に誇りを持ち、自由にアレンジしてエンジョイする。二つ目は「世代の断絶を超えること」。仲良し母娘で有名な神戸ですから老若男女が楽しめるイベントを目指しました。最後が「クリエイティビティを尊ぶこと」。セレブのお祭りではなく、自分らしいならば白のスニーカーとデニムでもOK。お金をかけず、時間をかけて、創造する。準備は大変ですが、満足度は高くなります。自分を楽しむプロが集まるからお互いをリスペクトできるハッピーな時間と空間になっています。神戸のイベントに憧れる人を増やしていくことが今を生きている僕たちの役目だと思い、毎年頑張って、そして楽しんで実現しています。

福岡 壯治さん
KOBE White Dinner実行委員長(神戸電子専門学校長)

1.神戸商工会議所副会頭・伊藤紀美子さん(右)
2.6000坪の日本庭園を3つの会場に分け、宴が進行

3・4.ペーパーアーティストKANAKOさん考案の鶴の演出が粋!
5・6.ボイストレーニングを行う「ドリームガールズ」の皆さん
7.衣装はもちろん、テーブルやイスなども白一色に統一、参加者らが食べ物や飲み物を持ち寄り、特別なひと時をエンジョイ
8.婦人帽子「マキシン」の皆さん

1.本誌「輝く女性」に登場いただいた美女の皆さんとホスト役「ターブルドール」代表の三好万記子さん
2.お洒落上級者ぞろいのコイケアカリさんのテーブル
3.書道パフォーマンス
4.夕刻、乾杯の声から始まり、日没後はライトアップ

5・6.旧ハッサム住宅、厩舎もドレスアップ!
7.旧居留地「NIKKE 1896」。メンズ用サマーウールのホワイトコーディネートを提案
8.ムケシ・バルワニさんご夫妻、チョウドリー・ケタンさんご夫妻
9.エレガントな装いを楽しむ貴田加野さん(右から2人目)のテーブル