2018年
9月号

harmony(はーもにぃ) Vol.7 しあわせ感が高まる超高齢期

カテゴリ:教育・スポーツ, 神戸

国内の90歳以上の高齢者は204万人。100歳以上は約6万8千人にのぼります(昨年8月の人口推計)。この数は年々増えていきそうです。
大阪大学の権藤恭之准教授たちが兵庫県と東京都の70、80、90歳の2200人ほどの調査をしたところ「老年的超越」という指標で示される幸せな感覚の度合いは高齢の人ほど高い傾向があったそうです。
老年的超越とは、高齢期に高まるとされる「物質主義的、合理的な世界観から宇宙的、超越的世界観への変化」のことで、スウェーデンの社会学者が唱えたそうです。自分が宇宙という大きな存在につながっていることを意識し、死の恐怖が薄らいだり、他者を重んじる気持ちが高まったりする状態とされます。超高齢の人は、一人でいてもさほど孤独を感じず、出来ることが減っても悔やまないようになり、周囲への感謝の気持ちが高まりやすいと言います。
なぜそうなるのかというと、加齢に伴って心身の能力が落ちていくことを否定的に受け止め過ぎないよう、心の状態が自然と変化していくのではないか、と推測されています。
北欧では、施設の介護スタッフに老年的超越について学んでもらい、入所者へのかかわり方を改善しようという取り組みが始まっています。こんな調査を見ると、老いることを心身の衰えから不幸と思いこんだり、経済的な不安などから悲観的な見方や考え方にのみとらわれがちですが、むしろ、90歳を超す超高齢になるのが楽しみ、という見方も生まれてきます。しかしそれは、超高齢になるほど長生きできれば、を前提とした話ですが。

公益社団法人 家庭養護促進協会
事務局長
橋本 明

愛の手運動は親に育てられない子どもたちに、
里親・養親を求める運動です。
募金箱の設置にご協力いただける方は
協会にご連絡ください。

公益社団法人 家庭養護促進協会 神戸事務所
神戸市中央区橘通3-4-1 神戸市総合福祉センター2F
TEL.078-341-5046 http://ainote.main.jp/wp/
E-MAIL:ainote@kjd.biglobe.ne.jp

募金箱サイズ:9.7cm(縦)×12cm(横)×18.2cm(高さ)

〈2018年9月号〉
My Vitamin Lunch ● 私のビタミンランチ ●|SIMA SIMA…
<インタビュー>Make KOBE Great Again! ダン・カーター選手…
「ポップアップミュージアム ~1 YEAR TO GO FESTIVAL~」
神戸らしいハイカラな寄席で「生」の落語にふれる楽しさを
芸は思いと人間性
対談/個性を育む私立中学の教育 第3回 甲南女子中学校
甲南ブラスバンドからニューヨークへ|黒田 卓也さんインタビュー
新型BMW X2で、もっと、KOBEを楽しく!
レクサスと日本のモノづくり ③
コベルコ ラグビーフェスティバル 2018
連載 神戸秘話 ㉑ 日本が誇る名優 志村喬と政子夫人
ファンタジー・ディレクター 小山 進の考えたこと Vol.6
神戸で落語を楽しむ
上方落語の祖 米沢彦八ってどんな人?
落語を知らぬは人生の損! ビギナー向け 落語の楽しみ方入門
輝く女性Ⅱ Vol.4 香港李小龍會執行幹部海外統括 ソフィ・ウエカワさん
地域社会や世界に対して活力を与える存在になろう
甲南ファミリージャズの夕べ in ラヴィマーナ神戸
ローテ・ローゼ40周年 日本にドイツワインの美味しさを
フランク ミュラー × カミネ「Playful Summer Day at Fr…
ウガンダにゴリラを訪ねて Vol.11
harmony(はーもにぃ) Vol.7 しあわせ感が高まる超高齢期
PORTOPIA HOTEL|猛暑で疲れた心とカラダをホテルで休めよう!
旧居留地に行く楽しみがまたひとつ。世界を虜にする米国発のコーヒーショップ「ブルー…
神戸のカクシボタン 第五十七回 神戸は、映画作りのふるさとです 映画監督・脚本家…
兵庫県医師会の「みんなの医療社会学」 第八十七回
縁の下の力持ち 第3回 神戸大学医学部附属病院 輸血・細胞治療部
認定NPO法人 神戸国際占術協会 設立15周年新規プロジェクト「みんなのリンゴ占…
小さないのちを守る最も良い方法を一緒に考えましょう|小さないのちのドア
音楽のあるまち♬11 楽しい演奏とパフォーマンスで神戸のまちの人気者
「風さやか 愛と夢♥永遠のタカラジェンヌ」放送1,000回にトップスターが共演!…
神戸鉄人伝 第105回 日本舞踊協会会員・兵庫県舞踊文化協会評議員 花柳 伊奈輔…
世界の民芸猫ざんまい 第四回
連載エッセイ/喫茶店の書斎から ㉘ 病床日誌
第69回 豊公を偲ぶ 有馬大茶会|有馬歳時記