1月号
神戸フィルムオフィス Presents 神戸ロケが行われた最新映画情報
「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」
日韓合作のアクション・サスペンス映画
いよいよ公開です!
皆さま、新年明けましておめでとうございます。2014年の幕開けにふさわしい神戸ロケの映画をご紹介します!
『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』はある天才科学者が自分の記憶をめぐる事件に巻き込まれ、衝撃の真実にたどりつくまでの5日間の出来事を描いた日韓合作のサスペンス映画です。原作は司城志朗(つかさきしろう)氏の小説「ゲノムハザード」(小学館文庫)で、『美しき野獣たち』で監督デビューした韓国のキム・ソンス監督が映画化しました。
物語は、イラストレーターである石神武人が、ある日、仕事から自宅に帰ると妻が殺されていた、というところから始まります。この日を境に、彼の記憶は混乱し始め、警察を騙る組織に追われたり、正体不明の韓国人女性ジャーナリストが出現したり・・・とスピーディーに展開していきます。
記憶が混乱しつつも真実を突き止めようと奮闘する主人公・石神に西島秀俊さん、観客をこのサスペンス物語にいざなう案内役として、主人公が巻き込まれた“謎”を説いていく女性ジャーナリスト役にキム・ヒョジンさん、果たして主人公の本当の妻なのかどうなのか、謎の女性に真木よう子さんと、日韓の豪華な俳優陣とスタッフが神戸に集結し、撮影が行われたのは昨年の7月のことでした。旧居留地をメインに、栄町通りや西元町、大きな施設では神戸税関やHATの兵庫県立美術館で撮影が行われ、神戸の象徴的な街並みがスクリーンに登場しています。また、監督が阪神電鉄の西元町駅や元町駅のレトロな感じを気に入り、電車のシーンは阪神電鉄で撮影されました。旧居留地内の道路やHAT大通りでは、夜間に道路を封鎖してカーアクションを撮ったりしました。その他、大学の研究室や神戸空港など、ここに挙げるとそれだけでページが埋まってしまうほど、神戸市内のたくさんの企業や施設にご協力していただきました。
日韓のスタッフが1ヶ月近く神戸に滞在し、言葉の壁や撮影文化の違いに戸惑いながらも丁寧に創りあげた作品です。西島秀俊さんが自らアクションにも挑戦し、体当たりで挑んだ意欲作でもあります。韓国の監督の目から見た神戸のまちは、皆さんが見ているいつもの神戸とどう違っているでしょうか。1月24日金曜日が全国公開となりますので、ぜひ劇場でお確かめください。
★神戸市内の公開劇場
★OSシネマズミント神戸
他全国ロードショー
神戸フィルムオフィス
神戸の魅力を、映像を通して世界中に知ってもらいたいと神戸市が2000年に設立。映画、ドラマ、テレビ番組、CM、スチール写真などのロケ地探しや、撮影許認可、さらに市民エキストラの紹介まで、神戸ロケに関する支援を行なっている。
☎078-303-2021
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