2014年
2月号
2月号

兵庫県井戸敏三知事(右)、キリンビールマーケティング株式会社植木宏社長(左)、はばタンと、飲酒運動撲滅活動を推進するキャラクター「ハンドルキーパーくん」も出席
キリン株式会社 兵庫県と連携協定を結ぶ
キリン株式会社は、兵庫県と、連携と協力に関する協定を結んだ。県下の飲酒運動撲滅活動や、兵庫県の特産品の知名度向上など11項目の取り組みについて、連携していくことを発表。キリン株式会社が、地方行政と連携協定を結ぶのは、兵庫県が初めての例となる。
具体的な協力内容は、地域の安全安心に関することとして、飲酒運転撲滅活動を推進する。自動車で友人と飲食店に行く場合、お酒を飲まない人を決める「ハンドルキーパー運動」を交通安全運動で進めるなど、兵庫県警察本部や飲食店とも協力する。また、兵庫県のうまいものを応援する企画として、昨年、兵庫県農政環境部、JA兵庫六甲と協働し、「兵庫県産ご当地カクテル」を開発したが、今年は地域と組み、「兵庫ご当地リッキー」の開発に取り組む。そのほか地域のお店と協力して“県産県消”のメニュー開発やイベントなどを企画。
キリンビール神戸工場では、JA兵庫六甲の農産物を広める体験型イベントを企画したり、工場内レストランでオリジナルメニューを展開。北区の豊かな自然の中にある工場で兵庫県の小学校向けの環境学習会を開催するなど、環境教育などにも協力していく。
兵庫県の井戸敏三知事は「未成年者の飲酒防止活動や、トライやるウィークに協力していただくなど若者の健全育成に多くの協力をいただいていて感謝している。さらなるネットワークを広めて相互協力関係を深めたい」と話した。

兵庫県井戸敏三知事(右)、キリンビールマーケティング株式会社植木宏社長(左)、はばタンと、飲酒運動撲滅活動を推進するキャラクター「ハンドルキーパーくん」も出席

1月14日に行われた締結式で、協定書に署名する井戸知事(右)、キリンビールマーケティング株式会社植木宏社長

1月14日兵庫県庁にて