2月号
草葉達也の神戸物語
ゲスト: 原田浩平さん
(フットサルプレーヤー)
兵庫県で唯一のプロフットサルチームのデウソン神戸。元キャプテンで、今もチームの看板選手でもある原田さんに会って来ました。
草葉 神戸に来て何年目ですか?
原田 8年目ですね。大学出てブラジルに少し行ってから神戸に来ました。
草葉 ご出身は?
原田 大阪です。
草葉 それじゃ神戸には住む前から何度も。
原田 それが、ほとんど来てないんですよ。
草葉 デートコースじゃないですか。
原田 それがないんですよね(笑)
草葉 神戸はどんなイメージでしたか?
原田 お洒落な、という印象です。
草葉 それが実際に住んでみてどうですか?
原田 住みやすいですよね。都会なのにゴミゴミしてない感じで。
草葉 私なんかは神戸の人たちの、冷たくはないんだけども、あまり構ってくれないところが好きなんですよ。いつもは他人という感じがしていても、何か困ったら助けてくれるみたいな。
原田 それはありますね。大阪の人はズバズバ来ますから(笑)
草葉 (笑)好きな場所は?
原田 いいところばかりだと思うのですが、特に好きなのはポートアイランドの一番端にある人工ビーチですね。
草葉 あの結婚式場があるところですね?
原田 そうです。あそこは綺麗ですねー。人工とは思えない綺麗さです。あそこはシーズンオフのトレーニングで走り込みをする場所でもありますし。
草葉 どれぐらい走るんですか?
原田 毎日10キロぐらいですね。5キロ走って砂浜ダッシュして、また5キロ走る感じです。
草葉 フットサルは一口に言うとどういうスポーツですか?
原田 見た目は小さなサッカーという感じで、止める・走る・蹴るという部分でもサッカーと一緒なんですが、ルールも違いますし競技志向の人間からすると、全く別の競技ですね。でも老若男女問わずできる競技だと思います。若い時に違うスポーツしていて、たとえば40歳からでも始めても楽しい競技だと思います。道具も場所も多人数もいらない、サッカーみたいに対戦相手含めて22人集めて、大きなグランド借りてとなると本当に大変で続けられないです。
草葉 確かに野球やサッカーは人数集めと場所を借りるのは大変みたいですね。それに同レベルでやらないと面白くないですから。
原田 そうなんですよ。同じレベルでやらないと面白くないです。サッカーで初心者の女の子が入ってもボールにも触れないし、まして点も取れません。でもフットサルだと、初めてボールを蹴る女の子とか初心者でも、上手な人がチーム内にいれば点を取らせてあげることもできます。ゴールした時の感動はすごいですよ。
草葉 将来的には、競技生活が終わっても神戸に住みたいですか?
原田 そうですね。本当に住みやすい街なので、できれば神戸に住みたいと思いますねー。
草葉 その前にぜひ優勝してください(笑)
原田 はい(笑)
普段温和な原田選手。いざ試合になると獣のように豹変するとか。ぜひデウソン神戸の試合で彼のプレーを観てください!
Fリーグ
デウソン神戸ホーム最終戦
2月15日(日)14:00
姫路市立中央体育館
■お問い合わせ デウソン神戸事務局
TEL:078-303-4648
公式サイト
http://www.deucao-kobe.com/
はらだ こうへい
1983年6月25日生まれ 大阪出身 デウソン神戸所属
前線で高いキープ力を発揮し、攻撃の起点になるピヴォというポジション。チームで一番のスター選手。元フットサル日本代表でもある。
くさば たつや
神戸生まれ。作家、エッセイスト。
日本ペンクラブ会員、日本演劇学会会員
神戸芸術文化会議会員、大阪大学文学部研究科
阪南大学国際コミュニケーション学部非常勤講師
ひょうご老舗会実行委員長